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お試し中古ランドナー

軒下ラボ ~自転車研究処
04 /07 2021
 2010年に、ネットで見つけて即買いした、アラヤ フェデラル。
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 ランドナーという旅自転車のテイストをビギナー向けにお安く提供した製品で、むかし自転車少年だった貧乏中高年が、まんまと飛びつく仕様だった。

 本所のドロヨケを加工して取付け、日東のランドナーバーとキャリアを付け、シビエの角ランプを付け、カゴを付けた。
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 通勤にお買い物、島原半島一周、大村湾一周、多良岳一周と、頑丈で頼れるため大活躍した。しかし、他の自転車と比べ、重くて硬い車体がネックで、だんだん乗らなくなる。傷みも進んだため、2018年の秋、分解して小屋に保管した。
    
 自分は、小学生の頃に自転車で日本一周するサイクル野郎という漫画を読んで以来、ランドナーには憧れのようなものがある。今でも気に入ったものがあれば乗りたいと思うので、たびたびネットで情報を探していた。

 そんな折り、ヤフオクで国内メーカーの中古ランドナーフレームが目に入り、27分考えた末、競り落とした。
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 散歩用自転車は、自分の体格と、ストップ&ゴーを繰り返す使い方を考慮して、タイヤが小さめの26HEサイズで行くことを数年前に決めた。(小径車除く)
 ランドナーも同じサイズにしようと考えていたのだが、今回のものは、フェデラルやママチャリと同じ26WOサイズ。

 じゃあ、なぜこれにしたのか。それは、フェデラルの部品が使えるので、本物のランドナーの乗り味がお安く試せるからだ!
 「貧乏金無し作戦」と名づけた!

 個人売買でなくショップの出品だったので、販売証明書もちゃんとある。サビや小傷はあるが、パイプの中にドロ蜂やうなぎが住んでいたり、真っ二つに折れていたりという事はなかった。

 持ってみると、明らかに軽~い!
 そして、トップチューブが完全に水平なホリゾンタルフレーム!
 これはこだわりなので、(>ω<)うれしい!

 フェデラルはスローピングと言って、トップチューブが斜めなのが一番の不満だった。クロスバイクやMTBなら問題ないが、ランドナーはやっぱ水平でないと、萌えない!
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 とりあえず、有り合わせの部品で形にしていく。ブレーキがついたら近所を周回して具合を見る。
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 クランクは、700Cの改造ツーリング車のもの。そのフレームも分解保管中。700Cはもういいかなと思うのだが、なんか捨てきれずにいる。

 ドロップハンドルを、横ハン部分が後方に曲がり込んだ変わったものにしてみた。体に近いので手前を持ったときの姿勢が少し楽になる。ヤフオクで購入、台湾から送ってきた。
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 少しづつ、だんだん出来上がっていく。貧乏なのにディアゴスティーニの雑誌を買ってしまう人の気持ちが、少し判る気がする。
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 例によって、とまり木サブハンドル!上体を起こせば楽ちんに流せて、前傾気味で使うと風の抵抗を減らせる。残り物パーツでいろいろ試してみる。
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 この台湾ハンドルはパイプ径がφ22.2なのでMTB用シフターが使える!

 問題なのが、リヤハブのエンド幅。フェデラルは135mmで、今回のは130mm。え~と、E=mcの2乗で、8✕1は8だから‥ うん、5mm狭くて入らないことになる。

 精度のよくないフレームだとアッサリ入ることもあるが、今回のはちゃんと出来ていて無理だった。 

 ハブを130mmのものに交換するのが確実だが、スポーク完全バラシなど、ウルトラ七面倒くせい!

 ハブの端に入っているスペーサーを、5mm短いものに入れ変えればまずはOKなのだが、それだけでは車輪の中心位置が2.5mm横にズレてしまい、高速時の安定性とブレーキの効きに問題がでる。
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 そこで、これの出番。
 振〜れ〜取〜り〜機〜!
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 これは、走行の振動や衝撃によってスポークが緩み、車輪がよんゴよんゴ振れるのを修正するための専用工具。
 スポークを一旦ゆるめ、左右の締め込み量を変えれば、中心を正しい位置にずらすことが可能だ。2.5mm程度ならスポーク長はそのままで大丈夫のはず。

 泥よけは、輪行で分割脱着できるフルカバータイプがオマケで付いていたが、とりあえず無しで行く。後輪のシートチューブの部分だけは、ジャマにならないので付けている。
 チェーンも、サビないクロムメッキの安価なものをお試しで使ってみた。
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 いろいろ用事があったり、畳でゴロゴロしていたりで後まわしになることが多く、なかなか作業が進まなかったが、時々思い出したように近所をうろうろ走り、データを集め、調整を行った。

が、そのうち半分忘れられ、コロナもあって、長いこと軒下に放置‥。

ああ、きょうは天気がいいので、久し振りにランドナーで‥、
あ゛あ゛~っ!チェーンがぁ〜!チェーンがぁ〜!
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 茶色いサビの、ネックレスやぁ〜!!
 
 仕方ないのでサビ取りを試みたが、次から次にサビ汁が出て止まらない。よく見ると、メッキ面にサビが浮いているだけでなく、金属の素地自体が腐蝕しているようだ。これはヒドい!
 私は、クソぼろチェーンをももくらかして、ゴミ箱に投げた。
 
 2020年の冬、ご近所パトロール専用車から、ようやく遠乗りデビュー!
 とは言っても、諫早市内を往復40キロに過ぎないのだが‥。

 いつもの本名川沿いの堤防道路
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 途中の砂利道もぜんぜんOK!ポジションを調整しながら進む。

 ランドナーは、ガンガン走る自転車ではない。青空の下、雨の中、いろんな荷物を積んで、のんびり次の目的地へ向かう。人生のように。
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 でも、イザとなればけっこう速い。 そんな感じがいい。

 帰り道。
 家まであと12キロの地点で、右足付近からポクンッ!という変な音と感触がして、ペダルが外側にズルン、とズレた。
ええ〜〜っ!!何何?

 ペダルを靴の裏で押さえ、何とかバランスを保って路肩に止まる!
 アルミのペダルは地べたにカラ〜ンと乾いた音を立てて落ち、その場で死亡が確認された。
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 なんと、ペダルの軸が折れている!こんなのは初めて!
きっと、運動不足でさらに太ったからに違いない。それもこれもすべて、うんコロナのせいだ!

 近くのホームセンターに行ったが、ママチャリのペダルは無く、ペダルを仮固定する方法も見つからない。
 万事休す!

 しゃくり上げながら家に電話をして、迎えに来てもらおうと思ったが、それによって晩飯が遅くなるのもイヤだ!

 途方に暮れて日も暮れたが、よく考えたら、シャフトは折れたものの、大半は残っている。
ハッ、そうだ! 
 私は、シャフトにべろんべろん付いたグリスを拭き取り、暗くなった田んぼのあぜ道で「棒だけペダル」を漕いで走ってみた。3分間の猛特訓で、ゆっくりなら特に問題なく走れるようになり、おうちに帰ることができた。

 「あきらめなければ、夢はかなう」という事だ。(いや違うだろー!)

 先日、やっとこのクランクに使えるチェーンガードを見つけた。700Cツーリング車の時からの悲願だった。もうこれで、ズボンのすそをボッロボロに噛まれなくて済む!
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2021年4月現在、中古の寄せ集めランドナーは、時々出かけながら、まだあれこれマイペースでお試し中!

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グラベルロードバイク ジャネー号

軒下ラボ ~自転車研究処
03 /04 2020
 2年以上もほったらかしていたので、記憶が
あいまいだが、散歩記は確か自転車のブログ
だったはず。自転車のことも書こう。

 拙者の場合、自転車は散歩がメインなのだが、
一度はロードバイクとやらを買って乗りたいと
思う気持ちがない訳でもなかった。

 しかし、25Cタイヤを履かせたツーリング車
で感じたのは、穴と段差と石だらけの田舎道を
細いタイヤで走るのは、心配な事が多く神経を
使うので、あまり楽しめないということ。

 歳をとって自転車でひっくりコケると、寝た
きりになっておむつを汚して家族に迷惑かける
かもしれない。それは非常に恐ろしい事なので、
ロードバイク計画はもう、中止だ!中止ッ!


 ところがどっこい正一!(←今だに言ってる)

 都会では近頃、グラベルロードという
ものが流行っているらしい!

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 簡単に言うと、ロードバイクの細いタイヤを
オフロードも走れる太めのヤツに替えたもの。

 おお、これならいいかも!

 道に落ちた牛の糞で滑るリスクも減るだろう。

 グラベルロードは、田舎のお友達の要望が
自転車業界を動かして誕生した、
「いなかロード」なのかもしれない!


いや待て待て、よう考えなはれや?

 700Cの大車輪を太くしたら、大大大車輪
なってしまい、ストップ&ゴーや、坂道発進が
チョチョチョー大変になってしまう!

 何か変なものを見つけたらすぐ停まるような
自分の使い方にはあわない。

車輪が小さめの26インチHEサイズならいいが‥。


 あるじゃなかですかーい!!

グラベルロードバイク KZ-108
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 送料込みで、ナ~ント、1万9千800エ~ン!(当時)

 ハイ、お買い上げ!!

(安モンかーい!)

 
 
 届いてさっそく組み立てる。

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 クオリティは低いが、条件はクリアしている。
 決してニセモノでは無い! そして、

 けっこうカッコいい。 が、しかし‥

 やはり「コレジャネー感」が漂いまくっている!

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ジャネー号と名付けた。
 
◎ジャネーの法則:
 歳をとるほどに、自分の人生の長さに対する
 1年の割合(重み)はどんどん小さくなるため、
 時が過ぎるのが早く感じられる。

 気がついたら、ブログを2年も中断している
ことさえあるらしい。
(↑しらじらしい)


 なぜこんな安モンに手を出したかって?

 ならば答えよう!(いや聞いてない)

①26インチHEサイズのホリゾンタルな
 自転車が、以前から欲しかったから。

②安かったから。

③作っているのが、安い商品なりに信用
できるマイパラスの池商だから。

④ムシャクシャしていたから。

⑤マリ子の才能を嫉妬していたから。

⑥さみしかったから。

 ツッコミは セルフでどうぞ おとうさん
 


 さて、この自転車。販売ページの写真でも
わかる通り、デッサンが狂っている!

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 ハンドルの位置が、ずいぶん遠くて低い。
ステムの前後寸法が長すぎるからだろう。
また、上面が水平なステムは高くできない。


 開発中と思われる別の写真には、高めの
ステムと現代風のハンドルがついている。
無題001


これなら乗りやすそうだ。

 おそらく、予算か部品供給の都合で、
今の仕様になったものと思われる。

 
 実際、そのままで走れないという事は
なかったが、前傾姿勢に慣れてないと、
3分くらいが限度だろう。
 
それを過ぎると、首や腕や腰の筋肉が、
宇宙へ飛び去ってしまう。


 むろん、このまま乗るつもりはない。

ダメな子をできる子にするのが、苦悶式
自転車改造トライ法の醍醐味だぁ!!

(注:目を合わせないようにして下さい)


 まずは、ちゃんとポジションを出すために
調整をしていこう。


 自分に合うよう、サドルの前後・高さ位置を
決めたら、ハンドルはさらに遥か彼方へ去る。
これじゃあ届きやせんぜ、旦那! 

 ステムを替えて、ハンドルをもっと近く・
高くする必要がある。


 オークションで安いのを探して購入。
高さはいいが、まだ遠い!

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 次はヤフオクで中古を落札。まだ遠い!

 結局、3本目でやっと、まともに使える
状態になった。

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 しかし、前後の距離が40ミリで、上が水平に
なったロードタイプのものが見つからない。
 これはママチャリ用だ。

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 しかもシルバーしか無かったので、黒の
スプレー塗料で塗った。

どうだ!まいったか!


 それから、フロントギヤを多段化。
 山に行けないとグラベルの意味ないし。

 安いMTB用の3枚クランクに交換。

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 リヤのギヤは、ボスフリーの7速なので
一番高いギヤが14Tとショボい。そこそこ
スピードが出るよう、今回、クランクは
大きいサイズの48T、38T、28Tにした。

 それに、大きい方がスポーチー
カッコいい。いちおうグラベルロードなので。

 このサイズの組み合わせは、以前持って
いたMTB風自転車で実績がある。険しい
五家原岳にも登った。だいぶ昔だが。

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 クランクBBもこの際、シマノに交換。

 ていうか、元のクランクの材質がゴミで、
クランク抜きをはめて回すと、ネジ山が
ボロボロと崩れて工具がすっぽ抜け、結局、
BBを分解してクランクごと外した。

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 肥溜めがあったら、投げ込んでいた所だ。


 そして、フロントディレイラーとワイヤーを
通す樹脂のガイドを取り付ける。

 ダウンチューブにシフトケーブルを固定
する座が無いので、ダイアコンペのネジ
止め式のケーブル固定金具を流用。これで 
じゅうぶん支えられる。
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 シフトレバーは、安いロードバイク風の
自転車では定番のコレ。普段は横ハンを持
ってのんびり走るので、このタイプが使い
やすい。
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基本、ユルく行く。
 
 走った感じは、タイヤが太いので当然
もっさりしているが、タイヤパターンは
真ん中がスリックなので、空気を多めに
入れるとけっこう転がる。

 以前よくあった、両側が極端にイボイボ
のヤツではないので、カーブでいきなり
ガタガタして不安定になり、ヒイ~ン!と
泣きそうになることもない。

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 キャリパーブレーキが、唯一ロードっ
ぽいところかも。


 最高速は、うおおおおおぉぉぉ!!!

 おそっ!

 48T×14Tでは、ガンガン漕いでもアレ?
アレ?というくらい進まない。

 「ハッ、まさか」と思って後ろを見ても
誰もおんぶしてはいない。


 最高速だけでなく、加速も他の自転車と
比べるとにぶい気がする。機械的な効率も
あるのだろう。

 車体はそれほど重くないが、軽くもない。
タイヤの空気が減っていると、抵抗が一気
に増す。


 まあ、値段のしこ(長崎弁)だろう。だが
散歩用ならけっこう面白い。
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 MTB風ではないのに、未舗装の道に
突っ込んで、草をかき分け進んで行けば、
気分はもう、覆面戦車!
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 何とか仕上がったものの、あまり遠くへは
行く気になれず、近所を何度か散歩したら、



飽きた‥。

 
 暖かくなったら、また乗るとしよう。

散歩自転車に装備を追加

軒下ラボ ~自転車研究処
03 /22 2016
散歩自転車を輪行が出来るようにしたので、
使い勝手をよくするために装備を追加した。

・まず、トップチューブ用の小さいパニヤバッグ。
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天面にスマホケースもついている。

手帳型のケースごと中に入るので助かる。
中国製だが一応、画面の操作は可能!

ダブルタップでスリープ状態からの起動がうまく
出来ないが、Googleのナビとかには使えそうだ。

スマホケース部は広範囲のマジックテープで固定
されているため、ベリベリーッ!と言いながら
一瞬ではがせる。
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急に腹具合が悪くなった時も、焦って取りはずせず、
間に合わなくなってしまう危険が少ない。

縫製も意外とちゃんとしていたので、針と糸と
かっぽう着を出す必要は無かった。

小型パニヤも色々あるが、これに決めた理由は、
安かったからだ! 980エーン! 

サングラスも出しやすいし、補給食の都こんぶや
そばぼうろ、ガリガリ君なども入れておける。
(ガリガリ君はやめとけ)
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・それと、小型のサドルバッグ。
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いつも使っているサドルバッグはそこそこ大型で、
自転車を輪行袋に入れる際にはジャマになるため、
はずさなくていいものを探した。

これは以前から気になっていたのだが、半透明で
特に赤色のものは中にテールライトを入れると
バッグ全体が光るというのが爪、いやウリだ。

赤にしようか迷ったが、何色のフレームにも合う
シルバーにした。

しかし現物をガン見すると、テールライトを固定する
ような仕掛けは一切無く、開口部はファスナーが
一直線で大きなものは入らず、手前のものから
順番にしか取り出せなくてガッカリ!
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一応ライトを入れて光らせてみたが、光が弱まる
だけ
なのを確認した時点で試験を終了した。

中に屁を充満させてジッパーを閉めてやろうかと
思ったが、大人げないので今回はやめた。


・それから、輪行袋のホルダー。
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元々つけていた調整式ボトルホルダーを最大に
広げても輪行袋が入らなかったため、ツーリング
車からとりあえず借りた。

サドルバッグが小さくなってエイヤーポンプも
入らなくなったので、ポンプの固定ホルダーも
ツーリング車から借りた。

ポンプの長さはぜ~んぜん考えていなかった。
どうだ!まいったか!


・最後に、ブルホーンバーにゲルクッションを追加。

散歩自転車には、特殊形状のブルホーンバーを
装着している。バーは、一旦後ろに下がって
90度以上曲がっているため自然に握れる。
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中央から横に伸びた部分(ヨコハン)にブレーキ&
シフトレバーを設置し、この部分をメインに使う
仕様にしている。

クッション性のあるバーテープを、厚めになる
ように巻いていたが、最近のエルゴグリップに
比べると物足りない。

そこで、現在のテクノロジイのわくを集めた
ゲルシートクッションを追加することにした。
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ドロップハンドル用なのでへの字と、下ハンに
使う一の字の二種類が入っている。

まず、L字の方をカド部に乗せて巻き、I字の
方をその上に重ね、下側に巻き込んだ。
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エルゴグリップのイメージでテキトーにやった。

ゲルシートは、見た目はわらびもちのようだったが
味はおいしく無かった。

思いの他べにょおおぉ~~んと伸び、無理を
すると千切れそうなくらいやはらかだった。

そして、EVA素材のバーテープで巻いた。
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安かったバーテープが本当に安物で、梱包材の
ような感触だったが、かなり快適にはなった。
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手袋なしでもそこそこ長く走れそう。

ハンドルの幅はもう少し狭いほうがタテ部分を
持ちやすいが、ヨコ部分はこれ以上狭くなると
変速操作がやりにくい。
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理想のハンドルというのも、なかなか難しい。

さあ、次は実際にお出かけ!

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ネタはあるけど手が進まないの。ごめんねいつもありがたう!

散歩自転車を輪行仕様にする

軒下ラボ ~自転車研究処
03 /18 2016
現在、究極の散歩自転車を目指しているクロスバイクを、
列車に乗せて運ぶ輪行が出来るよう検討中。
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今回は散歩自転車であってツーリング車では無いため、
輪行は「無理なく出来ればよし」レベルとする。

あれもこれもと言いだせばキリがないからだ。

輪行が出来るのと出来ないのとでは安心感が全く違う。

寄り道しすぎて遅くなったり、一日に三回パンクして
走る気が失せたりした時も、とっとと列車で帰れる。

天気予報がハズれた場合も、どしゃ降りの雨の中を
おがあざぁ~ん!と泣きながら走らずに済む。


輪行袋は、クロスバイク改造ツーリング車で使っている
ものを共用する。贅沢は敵だからだ。その他輪行グッズも
出来るだけ持っているものを使う。


問題なのが、キックスタンド

フレームにボルトでガッツリ固定する純正タイプだと、
輪行袋に入れる際にジャマになる。
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なので、後輪のクイックレバーに取り付けるタイプに交換。
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ちょっと強度が足りない感じだが、今のところは問題ない。

後輪をはずすと、ブラブラ状態で一緒について来る。

そのまま袋に入れると、輸送中にブチ当てて壊しそうなので、
面倒だがクイックレバーからはずした方がいいかも。


次に、前カゴを着脱する方法を検討。

近郊の散歩では買い物をする事も多いため、カゴは
必須アイテムとなっている。
SADSCF2578.jpg

小長井牡蠣も2kgくらいカゴに積んで帰る。

現在つけているカゴは使いまわした浅いタイプのもの。
容量はこれで足りる。入らない時は、コンパクトに
畳めるデイパックで担ぐので問題ない。

輪行するほど遠くに行くのに、カゴは要らんだろうと
思われがちだが、それはちがうぞ!

カゴ付の自転車だと、中学生に抜かれても悔しくないし、
歩道をゆるゆる走っていてもバカにされない。

こんなので長距離を走っているとは誰も思わないので
注目されない。マイペースで自然体で走れる。

うむ!自意識とは無縁の、この空気感が素晴らしい!


輪行袋に入れるには、カゴをはずさないと無理だろう。
簡単にカゴの着脱が出来るようにしたい。

こういう時はノブボルトの類を使う。
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キャリヤ側がメネジの場合はボルトと交換するだけでよい。
ナット固定の場合は、キャリヤにメネジ加工が必要。


また、ハンドルにアタッチメントを付け、専用のカゴや
バッグなどをワンタッチで着脱できる製品もある。
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DAHONの折り畳み自転車ではフロントバッグ用に
使っている。
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今回は、ハンドル周りの余裕が無いため実現が難しい。

いろいろ解決策はあるが、現在のハンドル・ブレーキ
変速機の操作性を犠牲にはしたくない。

うう~ん、どうしたものか。


ハッ!まてよ?

ホントにカゴつけたまま輪行袋に入らんのか?


んはぁ~、すんなり入りやがった。。。
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タテ置きの輪行袋なのだが、フレームの形状のせいで
傾きが大きく、横広になっている。

でもカゴの部分の出っ張りはほとんど気にならない。
SDSCF9404C.jpg


中の具はこんな感じ。
SDSCF9412.jpg

後輪をはずした所にエンド金具というものを取り付け、
サドルの後端との二点で立たせる。
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車輪はフレームの両側にストラップ三本で縛るのだが、
面倒なのでバックルには通さず蝶結びしている。

タイヤが太いため、リムやスポークがフレームに
当たりにくい。フレームの傷の心配をしなくて済む。
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チェーンやギヤには油汚れ防止のカバーをつけている。

後輪のギヤ(スプロケット)カバーは、小さいサイズ用を
無理やり引っぱってギリギリで被せている。

そうだ!貧乏だからだ!

スタンドは、フレームの真下に収まるのでグラグラしない
程度にクイックレバーを締め、そのまま収納。

カゴが付いているせいか、輪行袋の安定が悪く倒れそう。
対策を考えよう。

悪いが、最初から倒しておくとか、通りすがりの人に支えて
いてもらうとか、そう言うくだらない事はもう書かない。


持ちやすいかを確認するため、肩に担いで家のまわりを
うろうろ歩いてみた。
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オオ!問題ないぞ。楽に歩けるし、走れもする。
ほォ~ら!後ろ向きでスキップも出来る!

ただ、何か変な目で見られているような気がする。

そんな時は、誰だか判らないように思いっきり
変顔をして家に戻ればいいだけだ。


狭いところも通ってみたが大丈夫だった。

ヨーシ!合格ッ!


これでまたひとつ、散歩の幅が広がるだろう。
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やっとバタバタの毎日が終わりそうだっピー!

長崎散歩専用自転車を、考え直す

軒下ラボ ~自転車研究処
12 /17 2015
長崎市街の裏道や路地は階段が多いため、自転車散歩を
する場合は、担ぎやすいものを選ぶ事が肝心だと考える。

そして、出来るだけ軽く、コンパクトで、JRでの輪行
簡単に行えるものがよい。

数年前に検討し、これだァ~!と買うつもりだったのが、
ラレー ラッシュアワー RSH
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完全に水平なホリゾンタルフレームで、担ぎやすい。

これが廃版になって買い損ねたため、ずっと他の小径車を
探していた。しかし、ホリゾンタルでちょうどいいサイズで
好みの子が見つからない。

こうなったら、楽天で送料込み9500円で買った激安自転車を
改造しようかとも思った。
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だが、冷静に考えると、車輪はナット止めで輪行は大変!
改造すればあと3台買えそうだ。こんなものに、これ以上
カネをかけるのはバカらしい上、アホらしい。


バス輪行用のFIAT号が担ぎやすければいいのだが、
折りたたみ小径車なので、肩にかつぐ部分が存在しない。
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サドルを肩に乗せても、バランスが悪すぎてまともに歩けない。
あきらめて前川清とクールファイブのあきらめワルツを熱唱した。

バス輪行が出来れば、変速機は無くてもほぼ問題ないのだが、
担げないのは困る。


しかしある日、FIATのヘッド部とシートポストの付け根に
肩掛けベルトを渡せばいいのでは?と気づいた。
SDSCF4499a.jpg

そォっかあああああああああ!!!!!

ナイス俺!

問題は、長い肩掛けベルトを走行中じゃまにならない所に
固定
する必要があるが、どうするかという点。

固定したベルトがはずれると、クランクに巻き込んだり
脚に絡んだりして超危険!

でも、ベルトをいちいち着けたりはずしたりは面倒コテ!

例えば、走行時はゴムかなんかでサドル側に軽くとめておいて、
前側に引っ張れば、ゴムが伸びてそのまま担げるのではないか?
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おお、そうじゃそうじゃ!さっそく試作をしてみよう。

ナイロンの荷作りひもを輪にして、ヘッドとシートポスト部に
縛り付け、フロントバッグの肩ベルトをフックで固定。
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長さを調整してサドルの前側下部に、マジックテープ付の
ゴムベルトで吊りさげた。
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さあどうだ?

あっさりそのまま、楽に担げた。

ヨホォ ──────── シ!!

うまくいった。肩を入れる位置を高めに調整できるので、
ちょっとしゃがんでスッと立てる。
荷物は積んでいないが、バランスも悪くない。

自転車を前方に傾ける必要も無く、まっすぐ上げるだけ。
右手でフロントフォークを持てば安定する。

もう少し広いベルトを使えばもっと楽に担げるだろう。


また、サドルの前に立つ時、折りたたみ自転車の場合は、
手を離すと自転車は支えるものが無いので倒れてしまう。

しかし、これはベルトがホリゾンタルフレームのトップチューブ
代わり
になって倒れない!

ちょっと停まって写真を撮ったり、お茶を飲んだりする時には
とってもありがたやの海苔!(←解読不能)

ただ、ベルトを足ではさむ際、ちょっと内股になるので、
オネエと思われてしまう可能性が高い。
「や~だ~、ちがうわよ~」と否定しよう。


その後、実際の散歩でも臨床試験を実施したが、経過は
おおむね良好!


あとは、ちゃんとした材料で作り、ベルトがはずれないよう
2重の対策をすればいい!


そう思いつつ、早くも半年が過ぎている‥。


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もうすぐクリスマツムラですね~。

Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。