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らんたぼ

昭和59年型 三菱ランサーEX 1800GSR TURBO 後期型

ランサーターボ。通称、ランタボ。lancerturboSB5312.jpg

お分かりかとは思うが、妖怪たんたん坊とは関係ない。

ランサーエボリューション(ランエボ)のご先祖様だ。


それはまだ私が20代後半の頃。

仕事帰りの夜、近所の三菱ディーラーの中古車コーナーに、
薄明りに照らされた黒のランタボがいた。

当時は巨大だったフロントスポイラーと三角のリアスポイラー。
ビンテージレーサーのような小さなドアミラー。
直線と角で構成された、素浪人のような何とも無骨なスタイル!

Sicturbo2.jpg

えーっ?このクルマこんなカッコよかったか


あきたこまち! イヤ‥、ひとめぼれだった!

すご~くシビレた! 正座して見ていたからだ。

そして、クラクラ~ッとした!! 腹が減りすぎていたからだ。

おにぎりを持って三夜連続で通い、週末にローン契約をした。


その時乗っていた軽のミニカターボは、新車で買って2年
ほどだったのだが、どうしてもランサーに乗りたかった。

新しいクルマを下取りに出して5年落ちの中古を買う!

周りの人からは、バカ、あほ、変態、鼻クソ、帰れなどと
小突かれたが、本人はニコニコルンルンだった。(←昭和)


軽い車体に強力なターボ猿人を載せていて、動力性能は
イヤッホゥ~!で、俗に言うドッカンターボだった。

アクセルを踏み込むと、ウゥ~ンと少しのラグのあと、
ブリブリブリブリブリブリ~ン!!!
と、いきなり急加速してブッ飛んでいった。


純正オプションのノンスリップデフがついていた。

略してノンスリと言った。 トンスルとは違った。

クルマは、カーブを曲がる際、遠心力で内側の駆動輪が浮き気味に
なると、差動装置(デフ)によって外側の車輪の回転を落とし、急な
姿勢の変化を抑えてスムースに曲がれるようになっている。

ノンスリが付いていると、外側の車輪の回転は落ちる事なく、
カーブをウギョギョギョ!と無理やり曲がる!

この機能を利用して、側道から本道に出る際、アクセルと
クラッチのタイミングだけで、ギュワン!と直角に曲がり、
ピタッ!と進行方向を向いて、ダーッシュ!

町角という町角を、こんな事をして遊んでいた。
まったく脇毛の至りだった。

なので、今どきの若者が調子こいた運転をしていても、
「はよう大人になるんやでぇ~」としか言えない。


このクルマに乗り始めた頃は、仕事が忙しくて休みも少なく、
寝る時間を削って、命がけで夜遊びしていた。

お年頃だった。

夜、仕事が終わってバイトの女子大生を家に迎えに行くのだが、
排気音がデカいため、家の手前の坂の頂上でエンジンを止め、
静かにゆるやかな坂を下って停まる。

月影の忍者グライダーと名付けた。

そして、足音で両親を起こさないよう、靴を両手に持ったくの一が、
家の窓から忍び出てくる。

う~ん!佐野元春のHEART BEATの世界やぁ~!(どこがだ)

お金が無い時は、うろうろ走ってたこ焼きを食べて過ごしたりした。

帰りに送る時は、玄関でおかあさんが仁王立ちしていないか、
ビクビクしながら戻った。

ランサーにはそんなセンチメートルな思ひ出もある。
わしも若かったんじゃのう~。


ランサーターボは、過去も現在も、そしてこれからも
たぶん、一番好きなクルマ。

SLANCER0364571.jpg

あの独特の雰囲気は、他のどんなクルマも持っていない。
私の中では、サムライ、ゼロセン、そんなイメージ。

どちらもお下劣な宴会芸と同名なのがちょっと悲しい!


2016年現在、三菱自動車は、セダンの開発をやめると言う。
かつてラリーで活躍したランサーもギャランも、もういない。

小型SUVと電気自動車に絞り込んでいくそうだ。
あとはスズキと日産から供給されるOEM車。

まさかこんな事態になるなんて、思ってもいなかった。
生き残るための選択なのだろうが、何と寂しい事か。

誰もが未来への希望を失いかけている今の世の中で、
三菱自動車がもう一度見ようとしているSUVの夢が、
どうか正夢になれよと願うばかり。


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テーマ : 日々の出来事
ジャンル : ブログ

ミニカターボに乗っていた。

現在の軽自動車の排気量は660cc。その前は550ccだった。

三菱ミニカターボZEO 550cc最後の時期に発売された。
ZEO01.jpg

それまで乗っていたコルディアが古くなって故障が増え、
余計な金がかかってイヤになったので乗り替えた。

写真を探したが一枚も無かった。カメラを持ってなかった。

当時の三菱らしい、メカっぽいデザインで気に入った。
ド派手だが、まだ20代半ばだったので許してもらった。

カタログには、ZEOだ!ターボ発進!と書いてあった。
恥ずかしいので人に見られないようタンスに隠した。

女子高生に、「ワ~なぁん?このクルマぁ!」とウケていたが、
「カッコイ~」のか「変なの~」なのかは判らなかった。

今では考えられないが、エアコンはオプションだった。

今では考えられないが、エアコンは着けなかった。

けっこうワイルドだった。

夏は首にタオルを巻いて走った。
生暖かいファンの風を東MAXにして顔に当てていた。

後悔したけど、「ぜんぜーん!」と平気な顔をした。だが汗だくだった。


車重は600kgを切っていて、なかなかパワフルだった。

飯盛の急坂を4人乗って、ももキロでドピューンと登った。(時効)

女子に運転させたら、「速かぁ~吸い込まれるゥ~!」
わけの分からない異次元的な感想を言われた。

派手なフルエアロが着いていたが、軽貨物車だった。
リアに、最大積載量250kgのシールが貼ってあった。


リアの直角背もたれの貨物シートをはずして、解体屋で
買った4ドアミニカ用のシートを無理やり取りつけた。

シートの背もたれはランボルギーニカウンタックくらいの
角度でしか座れなかった。

当時すでに、ダッシュボードに小型テレビを着けていた。
まさかの白黒ブラウン管テレビだった。

カセットデッキは灰皿の下に自作のステーで取り付けた。
灰皿とすき間があったため、間違ってデッキの天面に
吸い殻を押し付けてしまう事があった。

夜中に大村から高速に乗り、木場のパーキングエリアで寝て
翌朝8時に諫早で降りたら、何か不正をしたと疑われた。
通常、10分くらいで着く距離だった。


やっぱり派手かなぁ…と思い、ドアのステッカー
時間をかけてツメでチマチマ剥がしてしまった。

もう片方のドアは、途中で飽きて貼ったままだった。
細かい事は気にしない方だった。


仕事が終わったら会社の仲間たちとボーリング場に行った。
諫早で、ほかに遊ぶところは無かった。

いろんな所に夜景を見に行った。

土足禁止のクルマが去ったあとにはスリッパが残っていた。
別の時代へタイムスリップしたのかと思った。
タイムスリッパーと名づけた。

誰かに逢いたくて逢いたくて、夜の町を探しまわっていた。

お金が無くて、楽しい所にはあまり連れて行けなかった。

陽気でシャイだった男の子達も、憎たらしくて可愛かった
女の子達も、遠い遠い、夏のどこかに消えてしまった。


みんな、若かった‥。


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金色玉生(たまお)と呼んでくりょう!

三菱の新型軽自動車の件

私は、運転免許を取るずっと前から三菱自動車が好きだった。
次のクルマも、三菱がいいのを出してきたら買おうと思っている。

最近はあまり長距離を走ることも無いし、次は軽でもいいかと
考えている。出来ればスライドドアで広くて自転車も積めれば
もっといい。来年春には三菱自動車もこのタイプの軽を出す
というので、本当に、本当に期待していた。



その外観が発表された。昨日の三菱メルマガで来ていた。

見た瞬間、候補から消えた。

★ekスペース
ekspace.jpg
まさかの、ほうれい線!

本当に悪いが、私にはこのようにしか見えない。
PA050055TA.jpg



★ekスペース カスタム
ekspace_c.jpg
もちろん冗談ですよね?

はい、こっちはこんな感じ。
PA050056TA.jpg


私のセンスが古くて、時代についていけてないのだろうか。
最初のekワゴンのように誰が見てもEと思えるものは
出来ないものなのだろうか。

共同開発の日産自動車DAYSルークスの方は、至って普通に見える。
三菱が作っているので、こっちを買えば三菱のためにはなる訳だ。

main_imgA.jpg


さようなら 三菱自動車。

たぶん今回が、新車を買う最後のチャンスになるだろう。

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ジャンル : 車・バイク

初めて買ったクルマ

私は、丸っこいものよりも、
URTRAMAN.jpg

角ばったシャープなデザインが好きだ。
SEVEN.jpg


ウルトラセヴン自動車!
三菱コルディア 1600GSR TURBO 昭和57年式
CORDIA01A.jpg

初めて買ったクルマ。もちろん中古。
いろいろあって、クルマの免許を取るのが遅れ、取ったあとも会社の
軽自動車を自由に使わせてもらっていたので22,3歳くらいだったか。

まだドアミラーでなく、フェンダーミラーだ。
当時は、フェンダーミラーはカッチョ悪いと言われ始め、ドアミラー
に取り替えて、元のミラーの穴は何かで塞いでいる人が多かった。

ホイールも鉄チンホイールでホイールキャップすらつけていない。
カワイイじゃないか。

どちらかというと、自分の事に関しては、昔からあまり細かい事は
気にしない方だった。

これは、三菱自動車の意欲作で、セダンタイプのトレディアという
車と共に、未来から来た!みたいなCMで売りだしたが、サッパリ
売れなかった。

CORDIA08A.jpg

変なギミックがてんこ盛りで、面白かった。


◎ヘッドライトのワイパー
ボタンを押すと、ウォッシャー液がちゅーと出て、ワイパーが数回
シャカシャカと動いた。高級外車にはついてるのもあったそうだが、
国産小型車にわざわざ採用したのはどういう意図だったのだろう。

信号待ちで使うと、ウォッシャー液が飛散して隣りの車にもかかった。
黒塗りのベンツが横にいないか確認する必要があった。


◎ボンネットの巨大なエアインテーク
この頃のターボ車は、まだインタークーラーが付いておらず、ここから
風を入れてエンジンをがんばって冷やす必要があった。エンジンを止める
時も急に止めると傷むので、しばらくアイドリングしてから止めていた。
ターボタイマーをつけると自動で数分アイドリングして止めてくれたが、
買えなかった。

女の子達にこれは何かと聞かれたら、冬場に弁当を入れてエンジンの
熱で温めるためのものだと答えた。8割以上が信じた。


◎室内に風を入れる所(ベンチレーションダクトか?)
本当の名称は不明。後部の窓は開かないため、ここから風を入れる。
内部のレバーを動かすと、写真の部分がピョコンと外側に出てきて、
走行風を中に入れる事が出来た。

万が一、後部座席に屁が充満してしまった場合、ここを開けて外気を
直接吸うことで助かる可能性が高い。


◎副変速機 スーパーシフト
SUBSHIFT.jpg

4速ミッションだったが、シフトレバーの横に副変速機があり、
POWER/ECONOMYの切り替えで
8速相当の変速が出来た。自転車かよと思った。

普段はECONOMYで走り、給料日が来たらPOWERに
入れることが出来た。



クルマを作る側も使う側も、夢が見られた時代だったのかな。

CORDIA07A.jpg


そう言えば、
私はウルトラセブンは好きだったが、
サンダーバードはもっと好きだった。

TBA.jpg








 

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ジャンル : 車・バイク

ミニキャブ3号よ永久に

今回は、ほぼ独り言。


そのころ自分は独身で、あまり贅沢せず暮らす分には金にもそれほど
困らず、好き勝手に暮らしていた。

クルマは普通車があったが、思い切り遊べるのが別に欲しかった。
やはり、以前乗っていたミニキャブがよかったなあと考えていた。

昔の軽の箱バンというのは、自分にとって理想的なクルマだった。
4WDなら大抵の所に入っていける。中古なら気兼ねもない。

ボンネットが無いので、見通しの悪い路地から出る時も、ちょっと
前を覗けば周囲が見える。

軽なので狭い道も問題ない。長崎の林道は狭いので小さい車がいい。

室内はフルフラットになり、ゆっくり昼寝も車中泊もできる。

ミニキャブ2号は4代目のモデルだった。
この当時はすでに5代目の販売が終了し、6代目が出ていた。

中古なら5代目の選択もあったが、5代目からはボディが乗用車に
近い構造になり、4WDシステムも荒れ地を走るためのもので無く、
雪道で滑らない事を目的としたフルタイム4WDに変わった。
これは、山で遊べないという事を意味していた。

やっぱり4代目ミニキャブ4WDしか無かった。

ネットの中古車情報を見ると、福岡に1台あった。
次の週末、さっそく見に行った。
minicab3goo.jpg

店は留守だったが、クルマがあった。
あちこち傷だらけで、タイヤもぼうずの上、サイドが破れかけて
コブのようにふくらんでいた。
まあ、どうせ山遊びするのだから傷は問題ない。タイヤは換えれば済む。

ミニキャブ ブラボー ZE スーパーチャージャー4WD 5MT

しばらくすると店の親父が戻ってきた。
長崎から見に来たことを告げ、全部でいくらになるか聞いた。

諸経費が妙に高かったので値引きを交渉したが、「これくらいもらわんと
商売にならん」と強気で言う。じゃあ他を探すからもういいと告げて帰ろうと
したら、急に態度が変わり、「その金額でよかよ タイヤも換えるけん」と
言った。

登録の手続きは郵送で出来るそうなので、納車の時は高速バスで行き、近くの
停留所で待ち合わせた。
親父さんは終始ニコニコして見送ってくれた。ミニキャブ3号は、この時すでに
12年落ち位で、たぶん売れる見込みも無かったのだろう。

タイヤはちゃんとまともなものに換わっていたが、何があるか分からないので
下の道を通って帰った。


ミニキャブ3号生活が始まった。

DSCF0006A.jpg

多良岳周辺の山は、鎖で封鎖された所が増え、以前より遊ぶ所が減っていた。
4WDで無理をしてひっくり返ったり谷に落ちたりする者がいたためだと聞いた。
林道はほとんど舗装され、普通車が気軽に通るようになった。山はセンター
ラインが無いため、対向車が見通しの悪いカーブで真ん中を走ってくる。
以前のように気楽に走れなくなった。それでも人の来ない山の中は
自然に包まれて気持ちがよかった。

DSCF0008A.jpg

昔の史跡などを見に行くのには活躍した。林道はきれいになったが、開発の
進まない所は未舗装道路も多い。町中でも軽自動車は邪魔になりにくい。

MEOTOGI2A.jpg

壱岐へひとり旅をした時は、仕事が終わって夜の高速を走り、呼子から
フェリーで渡った。次の日に帰るつもりだったが、いい所だったので2泊
した。もちろん車中泊。地元の人が遊ぶ海辺の草原では、4WDパワーを
発揮した。海岸のキャンプ場で、沖のイカ釣り船を見ながら焚き火して
ワンカップ大関を飲み、このまま日本一周の旅に出たいなーと思った。

DSCF0014A.jpg

壊れたら修理して、末永く乗りたいと思っていたのだが、そういう訳にも
いかなくなった。長いひとり者の生活も終わろうとしていた。これからは
余分なおもちゃは持てなくなる。自分だけならミニキャブだけ残してもいい
と思うが、今の交通事情で安全性を考えると、さすがに人を乗せるのには
適さない。世間体というものもある。人に心配させてもいけない。

DSCF0003A.jpg

このクルマを手放そうと決めた時、初めて、何か淋しい気持ちになった。
出来ることなら、どうにかして持っていたいと思った。
クルマは道具だと考えていたので、いつも手放すのに抵抗はなかった。
これほどミニキャブに固執したのは、やはり、自分に一番近いクルマだと
解っていたからではなかっただろうか。

何かと引換えに大切なものを失ってしまう。それは仕方のない事だろう。
すべてのものが必ず変わっていく。

現在生産されているクルマの中で、これは是非乗りたいと思うものは無い。
これからも出てくる事はないだろうと思う。

DSCF0018A.jpg

3台のミニキャブで過ごした日々は、本当に楽しかった。
自分の人生の一部として忘れられない時間。
このクルマに出会えてよかったと思う。


おわり

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Author:Ramblingbird
長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。 

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