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わしがなぜ、ホンダフリードを買わなかったか

さらば三菱自動車
03 /01 2020
 今まで乗っていたホンダのモビリオスパイクが
あちこちくそボロ~くなってきたので、コンビニで
笑われているような気がしてきた。
(↑いつもの被害妄想)

 悲しくてミジメな気分になって泣いてしまう前に
新しいのに買い替えようと、しばらく前から候補を
いろいろ探していた。

 スパイクは、ホンダの独創的なアイデヤ満載で、
自転車を積むにも車中泊にもボックシ使い勝手が
よかった。

 後継車にあたるフリード+(プラス)は、やはり
第一候補になるのだが、モビリオスパイクの便利さ
には負けるので、さほど乗りたい訳でもない。
freed01.jpg


 あるいは、スパイクを再塗装・部品交換して、
末永く幸せに乗り続けるという手もある。

 だが、2019年の冬、消費税がハッパーから
ジッパーに上がるので、その前に決めようと思い、
最終検討に入った。

ラストは、スズキソリオホンダフリード+
2車の横綱対決!!

 ソリオは200万くらいで安全・快適装備も
なんちゃかんちゃ付いている。軽よりちょっと
大きい位なので、狭い道にもスイスイ入れる。
ポツンと一軒家にも行ける。
solio001A.jpg

 
 フリード+なら、ヘーブリットは不要なので
ガソリン車。自動ブレーキ付きで200万は軽く
越えるが、1500ccで余裕があり、乗り心地も
そこそこいいだろう。

 デザインは鉄仮面っぽく、アイアンマンに
ちょっと似ているが、悪くはない。
freed02.jpg


 考えていたところに、フリードマイナーチェンジ
情報が入ってきたので、待つことにした。

 大きくは変わらないが、グリルやバンパー回りの
デザインが変更されるらしい。鉄仮面顔がもう少し
カッタラ~ッ(スッキリ)となるかもしれない。

 うんこれは期待できるぞ!ああ、待ち遠しい。



 そして、先行発表が行われた。


うぬぇええぇ? ぬわぁんじゃくりゃああぁ!?
n-freed01A.jpg

(感想には個人差がありますっ!)


こ、こ、これが‥、今の若い人は、こんなのが
いいのか??


 シュッとしていたフロントフェイスは、真ん中に
切り立ったカバーがついて、グリルはその下。
鼻が潰れているようだ!

ライトの形はそのままなので、グリルとの連続性が
失われ、焦点が合わないぼやぁ~んとした目!

 車体をワイドに見せようという作戦か、バンパーの
下の開口を両端まで広げたため、口が裂けて見える!
n-freed02A.jpg



これはもう、ネットでよく見る
アレにしか見えない!





おっさん犬!
ossanken1.jpg

(か、感想には個人差がありますからね!)



n-f_icchiA.jpg




 うう~む、

 つまり、わしらの感覚は、古いということか!

 もう、わしらの時代は終わったということかぁ!



 しばらくしてホンダへ行ってみたが、旧型はもう
在庫が無いですよと言われ、肩を落とした。

 そして私は、
「さらばホンダ、今までありがとう」とつぶやき‥、

スズキのお店へ向かった。
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らんたぼ

さらば三菱自動車
02 /20 2016
昭和59年型 三菱ランサーEX 1800GSR TURBO 後期型

ランサーターボ。通称、ランタボ。lancerturboSB5312.jpg

お分かりかとは思うが、妖怪たんたん坊とは関係ない。

ランサーエボリューション(ランエボ)のご先祖様だ。


それはまだ私が20代後半の頃。

仕事帰りの夜、近所の三菱ディーラーの中古車コーナーに、
薄明りに照らされた黒のランタボがいた。

当時は巨大だったフロントスポイラーと三角のリアスポイラー。
ビンテージレーサーのような小さなドアミラー。
直線と角で構成された、素浪人のような何とも無骨なスタイル!

Sicturbo2.jpg

えーっ?このクルマこんなカッコよかったか


あきたこまち! イヤ‥、ひとめぼれだった!

すご~くシビレた! 正座して見ていたからだ。

そして、クラクラ~ッとした!! 腹が減りすぎていたからだ。

おにぎりを持って三夜連続で通い、週末にローン契約をした。


その時乗っていた軽のミニカターボは、新車で買って2年
ほどだったのだが、どうしてもランサーに乗りたかった。

新しいクルマを下取りに出して5年落ちの中古を買う!

周りの人からは、バカ、あほ、変態、鼻クソ、帰れなどと
小突かれたが、本人はニコニコルンルンだった。(←昭和)


軽い車体に強力なターボ猿人を載せていて、動力性能は
イヤッホゥ~!で、俗に言うドッカンターボだった。

アクセルを踏み込むと、ウゥ~ンと少しのラグのあと、
ブリブリブリブリブリブリ~ン!!!
と、いきなり急加速してブッ飛んでいった。


純正オプションのノンスリップデフがついていた。

略してノンスリと言った。 トンスルとは違った。

クルマは、カーブを曲がる際、遠心力で内側の駆動輪が浮き気味に
なると、差動装置(デフ)によって外側の車輪の回転を落とし、急な
姿勢の変化を抑えてスムースに曲がれるようになっている。

ノンスリが付いていると、外側の車輪の回転は落ちる事なく、
カーブをウギョギョギョ!と無理やり曲がる!

この機能を利用して、側道から本道に出る際、アクセルと
クラッチのタイミングだけで、ギュワン!と直角に曲がり、
ピタッ!と進行方向を向いて、ダーッシュ!

町角という町角を、こんな事をして遊んでいた。
まったく脇毛の至りだった。

なので、今どきの若者が調子こいた運転をしていても、
「はよう大人になるんやでぇ~」としか言えない。


このクルマに乗り始めた頃は、仕事が忙しくて休みも少なく、
寝る時間を削って、命がけで夜遊びしていた。

お年頃だった。

夜、仕事が終わってバイトの女子大生を家に迎えに行くのだが、
排気音がデカいため、家の手前の坂の頂上でエンジンを止め、
静かにゆるやかな坂を下って停まる。

月影の忍者グライダーと名付けた。

そして、足音で両親を起こさないよう、靴を両手に持ったくの一が、
家の窓から忍び出てくる。

う~ん!佐野元春のHEART BEATの世界やぁ~!(どこがだ)

お金が無い時は、うろうろ走ってたこ焼きを食べて過ごしたりした。

帰りに送る時は、玄関でおかあさんが仁王立ちしていないか、
ビクビクしながら戻った。

ランサーにはそんなセンチメートルな思ひ出もある。
わしも若かったんじゃのう~。


ランサーターボは、過去も現在も、そしてこれからも
たぶん、一番好きなクルマ。

SLANCER0364571.jpg

あの独特の雰囲気は、他のどんなクルマも持っていない。
私の中では、サムライ、ゼロセン、そんなイメージ。

どちらもお下劣な宴会芸と同名なのがちょっと悲しい!


2016年現在、三菱自動車は、セダンの開発をやめると言う。
かつてラリーで活躍したランサーもギャランも、もういない。

小型SUVと電気自動車に絞り込んでいくそうだ。
あとはスズキと日産から供給されるOEM車。

まさかこんな事態になるなんて、思ってもいなかった。
生き残るための選択なのだろうが、何と寂しい事か。

誰もが未来への希望を失いかけている今の世の中で、
三菱自動車がもう一度見ようとしているSUVの夢が、
どうか正夢になれよと願うばかり。


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ミニカターボに乗っていた。

さらば三菱自動車
08 /21 2014
現在の軽自動車の排気量は660cc。その前は550ccだった。

三菱ミニカターボZEO 550cc最後の時期に発売された。
ZEO01.jpg

それまで乗っていたコルディアが古くなって故障が増え、
余計な金がかかってイヤになったので乗り替えた。

写真を探したが一枚も無かった。カメラを持ってなかった。

当時の三菱らしい、メカっぽいデザインで気に入った。
ド派手だが、まだ20代半ばだったので許してもらった。

カタログには、ZEOだ!ターボ発進!と書いてあった。
恥ずかしいので人に見られないようタンスに隠した。

女子高生に、「ワ~なぁん?このクルマぁ!」とウケていたが、
「カッコイ~」のか「変なの~」なのかは判らなかった。

今では考えられないが、エアコンはオプションだった。

今では考えられないが、エアコンは着けなかった。

けっこうワイルドだった。

夏は首にタオルを巻いて走った。
生暖かいファンの風を東MAXにして顔に当てていた。

後悔したけど、「ぜんぜーん!」と平気な顔をした。だが汗だくだった。


車重は600kgを切っていて、なかなかパワフルだった。

飯盛の急坂を4人乗って、ももキロでドピューンと登った。(時効)

女子に運転させたら、「速かぁ~吸い込まれるゥ~!」
わけの分からない異次元的な感想を言われた。

派手なフルエアロが着いていたが、軽貨物車だった。
リアに、最大積載量250kgのシールが貼ってあった。


リアの直角背もたれの貨物シートをはずして、解体屋で
買った4ドアミニカ用のシートを無理やり取りつけた。

シートの背もたれはランボルギーニカウンタックくらいの
角度でしか座れなかった。

当時すでに、ダッシュボードに小型テレビを着けていた。
まさかの白黒ブラウン管テレビだった。

カセットデッキは灰皿の下に自作のステーで取り付けた。
灰皿とすき間があったため、間違ってデッキの天面に
吸い殻を押し付けてしまう事があった。

夜中に大村から高速に乗り、木場のパーキングエリアで寝て
翌朝8時に諫早で降りたら、何か不正をしたと疑われた。
通常、10分くらいで着く距離だった。


やっぱり派手かなぁ…と思い、ドアのステッカー
時間をかけてツメでチマチマ剥がしてしまった。

もう片方のドアは、途中で飽きて貼ったままだった。
細かい事は気にしない方だった。


仕事が終わったら会社の仲間たちとボーリング場に行った。
諫早で、ほかに遊ぶところは無かった。

いろんな所に夜景を見に行った。

土足禁止のクルマが去ったあとにはスリッパが残っていた。
別の時代へタイムスリップしたのかと思った。
タイムスリッパーと名づけた。

誰かに逢いたくて逢いたくて、夜の町を探しまわっていた。

お金が無くて、楽しい所にはあまり連れて行けなかった。

陽気でシャイだった男の子達も、憎たらしくて可愛かった
女の子達も、遠い遠い、夏のどこかに消えてしまった。


みんな、若かった‥。


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金色玉生(たまお)と呼んでくりょう!

三菱の新型軽自動車の件

さらば三菱自動車
10 /05 2013
私は、運転免許を取るずっと前から三菱自動車が好きだった。
次のクルマも、三菱がいいのを出してきたら買おうと思っている。

最近はあまり長距離を走ることも無いし、次は軽でもいいかと
考えている。出来ればスライドドアで広くて自転車も積めれば
もっといい。来年春には三菱自動車もこのタイプの軽を出す
というので、本当に、本当に期待していた。



その外観が発表された。昨日の三菱メルマガで来ていた。

見た瞬間、候補から消えた。

★ekスペース
ekspace.jpg
まさかの、ほうれい線!

本当に悪いが、私にはこのようにしか見えない。
PA050055TA.jpg



★ekスペース カスタム
ekspace_c.jpg
もちろん冗談ですよね?

はい、こっちはこんな感じ。
PA050056TA.jpg


私のセンスが古くて、時代についていけてないのだろうか。
最初のekワゴンのように誰が見てもEと思えるものは
出来ないものなのだろうか。

共同開発の日産自動車DAYSルークスの方は、至って普通に見える。
三菱が作っているので、こっちを買えば三菱のためにはなる訳だ。

main_imgA.jpg


さようなら 三菱自動車。

たぶん今回が、新車を買う最後のチャンスになるだろう。

初めて買ったクルマ

さらば三菱自動車
09 /30 2013
私は、丸っこいものよりも、
URTRAMAN.jpg

角ばったシャープなデザインが好きだ。
SEVEN.jpg


ウルトラセヴン自動車!
三菱コルディア 1600GSR TURBO 昭和57年式
CORDIA01A.jpg

初めて買ったクルマ。もちろん中古。
いろいろあって、クルマの免許を取るのが遅れ、取ったあとも会社の
軽自動車を自由に使わせてもらっていたので22,3歳くらいだったか。

まだドアミラーでなく、フェンダーミラーだ。
当時は、フェンダーミラーはカッチョ悪いと言われ始め、ドアミラー
に取り替えて、元のミラーの穴は何かで塞いでいる人が多かった。

ホイールも鉄チンホイールでホイールキャップすらつけていない。
カワイイじゃないか。

どちらかというと、自分の事に関しては、昔からあまり細かい事は
気にしない方だった。

これは、三菱自動車の意欲作で、セダンタイプのトレディアという
車と共に、未来から来た!みたいなCMで売りだしたが、サッパリ
売れなかった。

CORDIA08A.jpg

変なギミックがてんこ盛りで、面白かった。


◎ヘッドライトのワイパー
ボタンを押すと、ウォッシャー液がちゅーと出て、ワイパーが数回
シャカシャカと動いた。高級外車にはついてるのもあったそうだが、
国産小型車にわざわざ採用したのはどういう意図だったのだろう。

信号待ちで使うと、ウォッシャー液が飛散して隣りの車にもかかった。
黒塗りのベンツが横にいないか確認する必要があった。


◎ボンネットの巨大なエアインテーク
この頃のターボ車は、まだインタークーラーが付いておらず、ここから
風を入れてエンジンをがんばって冷やす必要があった。エンジンを止める
時も急に止めると傷むので、しばらくアイドリングしてから止めていた。
ターボタイマーをつけると自動で数分アイドリングして止めてくれたが、
買えなかった。

女の子達にこれは何かと聞かれたら、冬場に弁当を入れてエンジンの
熱で温めるためのものだと答えた。8割以上が信じた。


◎室内に風を入れる所(ベンチレーションダクトか?)
本当の名称は不明。後部の窓は開かないため、ここから風を入れる。
内部のレバーを動かすと、写真の部分がピョコンと外側に出てきて、
走行風を中に入れる事が出来た。

万が一、後部座席に屁が充満してしまった場合、ここを開けて外気を
直接吸うことで助かる可能性が高い。


◎副変速機 スーパーシフト
SUBSHIFT.jpg

4速ミッションだったが、シフトレバーの横に副変速機があり、
POWER/ECONOMYの切り替えで
8速相当の変速が出来た。自転車かよと思った。

普段はECONOMYで走り、給料日が来たらPOWERに
入れることが出来た。



クルマを作る側も使う側も、夢が見られた時代だったのかな。

CORDIA07A.jpg


そう言えば、
私はウルトラセブンは好きだったが、
サンダーバードはもっと好きだった。

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Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。