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プリマハム来たぁ!

日々の事
07 /31 2014
真夏のサンタさんが、飛脚のマークのトラックで
プリマハムの詰め合わせを持ってきた!
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ご当選~~~ッ! チリンチリンチリ~~ン!!

家庭用の商品だが、買えば千五百円くらいはするだろう。
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あらびきステーキ、味が濃くて美味しゅうございました。
豚100%の香燻、パリっと美味しゅうございました。

あぁー、ありがてぇ~ ありがてぇ~ ナンマンダブナンマンダブ…


このところ家内が懸賞でいろいろ当てまくっている。

うなぎの蒲焼や、九州内の日帰りバス旅行もゲット!

「ようし今がチやーンス!宝くじを買わせよう!」

以前はクルマばかりあちこちに当てまくりやがって修理代が
飛んで行くだけだったが、ここで一気に挽回じゃあ!!


当たったらどうしよっかナ~。何買おっかナ~。
ぅえへへへぇ~♪

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飯盛のじゃがいも畑の丘を原付で散歩

サるくリング~自転車散歩
07 /30 2014
国道251号線は起伏が激しく、東長崎から愛野方面へ自転車で
走るのは、すさまじく大変。山を幾つも無駄に越えなければならない。

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イヤアアア!!と叫びたくなる坂を、イヤアアア!!と叫びつつ
観光バスの排気ガスを浴びて登るのは、全く快適で無い。

眼下にひろがる橘湾と島原半島を望む景色はすんばらしいのだが、
往復するのは絶対にゴメンだ。誰がするかバカ!


そんな251だが、部分的にいろいろ抜け道がある。

国道より楽な道や、かえって大変なのでは?という道。
しかし抜け道はクルマが少なく、自転車や原付には快適だ。

今回は、原付スクーターで散歩してきた。

夏は夏いので、日焼けしないよう自転車用の腕カバーと手袋、
千利休の変な頭巾のようなタオルで首をガードして出かけた。

諫早警察署から、旧島原街道の一部を走り、県道41号線に乗る。

のどかな田園風景の中に、杵の川(きのかわ)酒造の建物。
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ああ‥、あの中には大量の酒が‥  ゴキュ!

土師野尾(はじのお)の大鳥居を過ぎ、ギャンブラーが集う
サテライト長崎の辺りから左折して山に登っていくと、
じゃがいも畑がひろがる飯盛(いいもり)の牧野台地
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抜け道なので、時々クルマが通り過ぎてゆく。

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広い道を上り下りして進むと、やがて南へカーブし、飯盛の
野菜直売所フレッシュ251の近くに出る。

国道を横切ってもうひとつ丘を越え、海岸の方へ。
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道なりに走れば、最後は飯盛の町に着くのだが、きょうは行かない。
用事が無いからだ。

この辺はトイレも整備され、ウォーキングコースにもなっている。

ここが、長崎のだんだん畑十選のひとつだと言うのは福耳だ。
そんな十選があるとは知らなかった。

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橘湾と島原半島。
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途中、道沿いに飯盛鬼塚古墳がある。
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古墳は窪地なので、周囲の肥やしの香りが充満して危険だった。
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バーリヤッ!と叫んで走って逃げた。

石棺のフタは無い。大きな石なので誰かが持っていったのだろう。


丘の上から、前ノ島、向島と港の防波堤を見下ろす。
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海岸近くに見える道まで降りてみたが、実際の海岸はずっと下だった。
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出来るだけ下の方の道を、東へ向かって走る事にする。
自転車で走る時の楽な道を探すため。

畑と海以外に何も見えない道。
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行き止まりでまた登り下りして進むと、大崎の集落。

途中、道がぬかるんでいたので停まって困っていたら、
道下の方にある建物から、放し飼いの獰猛な番犬が
けたたましく吠えながら坂を駆け上ってきた!3匹もだ!

これは危ない!噛み殺されてしまう!

私は、逃げると見せかけて死角に隠れ、迎え撃つ事にした。

まず、チワワ2匹は殺気を感じたのか、直前で引き返す。

残ったミニチュアダックスは、こっちを見てキョトンと
している。来い来いと手招きしたが来ないので、私は目を
見開いて両手を上げ「ンガグオアアーーッ!」と吠えた。

ミニチュアダックスは、ヒンと鳴き、慌てて戻って行った。
ワンコちゃんと遊ぶのは楽しい。

  
どんどこ進むと、早見町の海岸に出る。歳神社の裏の道だった。
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ここに出られるとは知らなかった。誰にも内緒にしておこう。
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海岸に七福神が三体。大黒さんと、布袋さんと、これは‥
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えびすさんのようだが、鯛を右腕で抱え、大黒さんのようなデカい袋を
担いでいる。ちょっと変わっているが、大漁なのだろう。

早見町の路地を往く。
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東へ東へ。丘の上の251号線までは登らず、途中の高架道路下をくぐる。
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高架道路は作りかけで放置されていて、行き先は藪の中
有喜の海岸まで続く予定だったようだが、なぜか頓挫している。
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そのまま進むと有喜漁港の高台に出る。
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けっこうな崖。コンクリートで固めてあるが、昔の航空写真を
見ると、普通に木が茂っていたようだ。
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下に降りていく途中には、見張り小屋がある。
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有喜三本道見張り所との事。

鯨の見張所なら聞くが、ここは何を見張るのだろう。
神社の賽銭どろぼうか?
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有喜で解らない事を尋ねようと思っていたのだが、お年寄りは
夕ごはんで家に帰ったらしく、誰も出歩いていなかった‥。


帰りは、天神町の丘の上から、また牧野台地を通って戻った。
やはりクルマが少なく走りやす子だ。

じゃがいも農家の人は、日曜日なのにまだ働いていた。

自分は百姓が性に合っていると思うのだが、ナマケモノなので
勤まらないだろう‥。


それにしても‥
やはりスクーターだと行動範囲がグググーンと広がる!

自転車と比べて、ちょこちょこ止まったり押し歩きするのには
向いてないが、目的地へ急行できるので時間のムダがない。

クルマと比べると、燃費もいいし駐車場所の心配も要らない。
ガソソソも高騰する一方。ひとりでクルマ移動は損した気分になる。

尻合いの125ccバイクは、リッター45キロも走るらしい。
すばらしい!とても人間とは思えない燃費だ。

やっぱり125ccバイクの免許も取りに行きたいなぁ‥
ああ、あれもほしい。これもほしい。



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ウチにも(奇跡的に)うなぎが来たよーん!

肥前国フード記
07 /29 2014
うちのよく出来た家内が、買い物のクジ引きで‥、

うう、うなぎを当てよったああああああああああ!!!!!!!

チリンチリンチリ~ン!
バンザああああああイ! ぃヤッタああああああァァ!

老舗 福田屋の、手焼き うなぎ蒲焼(真空パック)
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ちゃんと二人前あるのでケンカしないで済む!
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うなぎはずっと高騰を続けていたので、なかなか善良な庶民の
口には入らない。


諫早は、うなぎが名物で、昔は本明川でもたくさん採れたらしいが、
昨今は、主に宮崎や鹿児島から仕入れているそうだ。

この福田屋のうなぎも宮崎産と書いてある。

今回はミニうな丼にして戴いた。

ウンマア ────── !!!

ひとり三切れだったが、旨味がその何十倍か分からない!
うなぎ屋に食べに行った時のような満足感だった。

スーパーの量産うなぎを買っても、小骨だらけで全然ウマくない。
やはり、素材と調理法、秘伝のタレが味を決めるうなぎ屋は違う!

諫早のうなぎ屋もいろいろあって、三千円ほどでプチフルコースな
セットを出す店もある。


普段、スーパーのうなぎを食べておられる方は、諫早のうなぎ屋に行くと
ちょっと感動するかも知れません!


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即席、冷やし中華の夏。

肥前国フード記
07 /28 2014
私の夏は、これが無ければ始まらない。

味のマルタイ 冷やし中華!!
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最近マルタイは、即席袋麺のパッケージをリニューアルした。
キラキラで高級感を演出して、新しい強敵に対抗しているのだろうか。
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ちーっす!強敵でーす。
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このマルちゃん正麺シリーズは確かによい。新技術だけの事はある。

だが、私の知る限り、マルタイ冷やし中華の真のライバルは存在しない。

この製品のよい点は、具が無くてもOKなところ。

普通、冷し中華を具材無しで作ると、見た目がすンげェ淋しく
ミジメで、空腹を満たすだけの餌のようだが、これは大丈夫。

麺とスープとふりかけだけで、それなりに完成する。
作り方は、まず粉末スープをコップに入れ、60mlの水で溶く。

コップは、昭和の定番キリンビールの180mlサイズを必ず使用する。
手に入らなければ、別に何でもいい。
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腰を低くして安定させ、台に置いたコップを左手でホールド。
割箸を斜め12度で差し込み、腰のひねりを効かせてリズミカルに、
Shake!Shake!Shake!

遠心力で水面がコップのフチギリギリまで上昇するので、この場合
コップのフチ子さんの装着には注意が必要だ。
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気が済むまでかき混ぜたら、スープを冷凍庫に入れて冷やす。

引き出し式の冷凍庫に入れる場合、入れた事を忘れて勢いよく開け、
すべてをぶちまけないように何らかの対策を忘れない事。

次に、先ほど沸かしたたっぷりのお湯に麺を投入して茹でる。

この麺は、茹でなくても食べられるポテンシャルを秘めているが、
お湯を沸かしている間に食べてしまわないよう我慢する事が肝心。

何故かと言うと、麺が無くなってしまったら、仕方なくコップに入った
スープをゴクゴク飲むことになるからだ。


ゆで時間は4分。好みの硬さに仕上げたい。

柔らかいのが好きだからと言って半日もゆでると、別の物体
なってしまう。せいぜい5分ほどで切り上げる事。

麺はざるで受け、流水でしめる。よく水を切ったら皿にあけ、
軽く冷やすためラップを被せて冷凍庫へ。

冷やし過ぎると麺がモサモサペタペタになってマズくなる。
数分でよい。ラップの上から麺を触って冷んやりすればOK。

ラップをかけないと、麺が乾燥して輪ゴム状になってしまう。
それでもよければ、そうすればよかろう!わしはもう知らん!!

スープを慎重に冷凍室から出し、もう一度かき混ぜてから
麺にまわしかける。

焦って皿のラップを取らずにかけると、スープが全部こぼれて
しまい、仕方なくポン酢をかけて食べる羽目になってしまう。
慎重にいこう!

最後にふりかけをかける。

青のり・ごま・紅しょうがが入ってピリッと香ばしい。
これが無ければもの足りない。

さあ、これで完成。
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あとは麺をハシで口の中に運び、よく噛んで食べるだけ。

粉末スープの酸味と若干のジャリジャリ感。
冷たくやはらかなチュルチュル麺。
香りとピリ辛さで引き立てるふりかけ。
三位一体。

ウマウマしかー!(意味不明)

もちろん、きゅうりとハムと錦糸卵を乗せれば、完璧。

メンドーコテな時は、中国産では無いレタスと玉ねぎのカット
野菜を買って乗せ、サラダ冷やし中華にする。

これも食べやすくてなかなかよい。


クソ暑いうだる夏の陽射しの中、簡単に作れる冷たい昼ごはん。

爽やかに涼を呼ぶ冷やし中華は、今年も私の留守番めしだ


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湯せんぺいの包装紙が、いつの間に‥

日々の事
07 /26 2014
佐賀に行った帰り、JR諫早駅の売店に湯せんぺいがあった。

ふだん買う機会のない三宅商店のものだ。

小浜雲仙湯せむぺい愛好家としては、当然すべての店のものを
食べてみたいので、即買った。

家に帰り、佐賀に行って来たと言って小浜の湯せんぺいを出した。
案の定、家内は混乱していた。


手作りなので、毎度まったく同じ味という事もないだろうが、
食感はいつもの進藤商店のものに近く、少し固めでしっかり
している。ジュブジュブ溶けてしまわずいい感じ。
香ばしく焼けていて、甘さはちょっと控えめだった。

焼き型は古いもののようで、裏面はYUSEPEI
湿らないよう、袋はしっかり二重だ。これは有難い。


湯せんぺいの包装紙には、雲仙を中心とした地図が書かれている。

三宅商店のものは、表面がツルツルした紙を使用していて絵柄も
ちょっと現代風だったが、よく見たら、平成新山がある!
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さらに、今は無き雲仙小濱鉄道駅の記載もあった。
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伝統を守るだけで無く、時代に合わせてオレンジするのも
前向きでいい事だと思う。

三宅商店は、ごま味の湯せんぺいも作っているようだ。
是非、買いに行かねば。

チーズ味とかも合いそうな気がする。
カレーもいいかも。ビール味や日本酒味。焼酎味!

いや、これは自分の好きなものだった‥。


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鹿島市の浜宿にたどり着く

サるくリング~自転車散歩
07 /24 2014
先日、バスで佐賀の鹿島に行ったのだが、5月にも
自転車で行ったので、それを先にちょっと書こう。

2014年5月4日の日帰り旅

午前中、どこへ行こうか考える。 南西の風が強い予報なので
追い風に乗って進める小長井方面へ向かうことにした。

行き先は特に決めない。行けるところまで行き、JRに乗って
帰ってくる、気まぐれ自転車一人旅だ。


いい天気の本明川。 河川敷の散歩も気持ちいいだろう。
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長田あたりは裏の旧道を往く。水路が続いている。
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そして、小長井のフルーツバス停。 雲仙もぼんやり見える。
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小さな漁港の町に寄り道。
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公民館のそばには、県営バスの退役車両。第二の人生も終えて、もうボロボロ‥。
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一時期、老人会とかが廃バスを引き取って憩いのスペースなどに
していたようだが、これでは床も抜けてただのお荷物だろう。
処分も金が掛かるし、朽ち果てるのを待つだけか。


県境の橋を渡り、佐賀県に入る。ちょっときつい坂を
登ってしばらく行くと、いつも気になる謎のショップ。
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手巻カレーとフライドカリーだそうだ。
まだ見たことも食べた事も無い。

とりあえず、カレーとカリーの違いを解るように説明してもらいたい。

追い風に乗って調子よく進む。
胴まわりの幅が広いので風をよく受ける。   ほっとけ!

小径車だが、平地で35キロくらい出ている。
大きなを立てればもっと出るだろう。

景色がいいところでは、人のいない歩道をチンタラ走る。

丘はあるが、山と言うほどの山は無い。


規模が大きい太良の道の駅 今買いものをしても
荷物になるだけなのでスルーするー。
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もう鹿島市も近い。

祐徳稲荷に参拝しようかと思ったが、浜宿という所が
近いようだ。 確か古い酒蔵が何軒もあったはず。

酒の引力にふらふらと引き寄せられて、浜宿に到着。

観光地になっており、団体のバスツアー客もいた。

いい感じの古い町並み。
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予備知識が無かったので、奥まで一通り見て回る。

魚市場の跡 賑わっていたのだろう。
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これは佐賀でも古い時期に作られたえびす像らしい。
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よく見ると、リーゼントでは無いようだ。

おお!これは聞いたことのある焼酎の銘柄じゃ。
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国道から路地を入った所にある肥前屋は、売店のように
なっており、いろいろな酒蔵の商品を販売している。
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団体客がワイワイと酒の試飲をする横で、生ツバを飲み込みながら
おみやげを選ぶ。

酒、ええのぅ~、酒、んまそうやのぅ~。

私は鼻の穴を全開にして、酒の匂いを胸一杯に吸い込んだ。

漬物など、いろいろ試食する。クリームチーズの粕漬け
いうのが特にンマンマだったので、3件分買った。
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ウニのりもウマそうだったが、瓶入りで重いし、試食が
無かったのでウマイかどうか判らない。一個だけ買う。
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近くにはJR肥前浜駅がある。

時刻表を見たら、長崎方面行きはまだまだ先。
普通列車の便数が極端に少ない。

太良の道の駅まで戻って買い物し、太良駅からJR輪行で
帰ることにした。

幸いにも風向きが変わって、向かい風は避けられた。

道の駅はダダっ広く、夕方でもまだ人が多い。

追加のみやげを探したが、自転車に積めそうなもので
これと言って良いものが見当たらなかった。

仕方なく、みかんのシャーベットアイスを食べて
のんびりしていたが、時間を見ると、もうあまり
余裕が無い!

アママママー!と叫んで太良駅に急ぐ。

発車10分前に着いた。

駅は、思ったより小ぢんまりとしたものだった。
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駅員は不在?で、切符は買えなかった。

ホームで自転車を折り畳み、袋に入れて列車に乗る。
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運転席の横にはバスのようなデジタル料金表。

と言う事は、整理券?乗り込んだ中央のドアに戻るが
整理券の機械は無い。おかしい。

運転士に聞いたら、えー?なかった?
あるはずだけどねぇ?と、のん気な返事。

話を聞いていた乗客二名が、真ん中じゃなく後ろのドアに
あると教えてくれた。

なかなかアットホームな車内だ。

この路線に乗るのは何十年振りだろうか。
普通列車は初めてかもしれない。
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ここは特急はけっこう走っているのだが、普通は
一時間に一本どころではない。
朝乗り過ごしたら、次は13時とか。

しかも、基本的に単線なので、追い越す特急列車や
すれ違う特急や普通列車を何度も駅で停まって待つ。

駅ではない所で停まるので何事かと思っていたら、
途中にも待合い所があったようだ。

運転士も駅での停車中はヒマなので、話しかけてくる。
輪行と酒蔵の話をして笑った。愉快なおじさんだった。


やがて諫早駅に近づくと、なぜか運転席の料金箱が
中に格納されてしまった。
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無料?

残念ながらそうでは無く、諫早より先は、料金を駅員に渡すか、
駅の料金箱に入れるシステムのようだった。


家に帰って、みやげのウニのりを食べてみた。

ウンマアー!と叫んで4回転し、自分で作詞作曲
振り付けした「ンマンマDANCE!」を踊った。

ウニのりは何年か前にテレビで芸能人がうまいと
絶賛して評判だったらしいが、全く知らなかった。

ウニはウニっぽい何らかのペーストだが、のりと
混ぜてご飯にのせると不思議にンマンマ~!

のりだけでも、新鮮な有明のりのようにウマかった。


今回の、私から私へのお土産は、峰松酒造の
"肥前浜宿辛口純米酒"
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決め手は、アルコール度数19.2度! アル中かもしれない。


その後、ウニのりとクリームチーズの粕漬けが無くなったので
買いに行こうと思ったが、さすがにそれだけのために鹿島まで
行くのもどうかと思いとどまった。

バスの旅編につづく


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有喜のしらひげさまと龍神さま

サるくリング~自転車散歩
07 /23 2014
そう言えば有喜(ウキ)の漁港には自転車で行った事がなかったはず。
クルマで行ったのも何年前のことか‥。

これはイカン。早速しっぱつじゃ!

今回は小川町のもみの木村から小ヶ倉ダムを通って
国道251号に出るコース。

もみの木村の信号を曲がるとだんだん道が狭くなり、分かれ道。
間違えたかと思うほど細い田んぼ道だが、真っ直ぐでOK。
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三叉路の小屋に、手作りの案内標識があるが、クルマだと
雑多な看板の中から瞬時に見つけるのは難しいだろう。
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ダムへ登る坂は短いが急坂。でもキツイのはここくらい。
あとはダム湖と田園風景の中を、おはら節やひえつき節を
口ずさみながら走ってゆくと、国道251号線に出る。
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251を東(左側)へ進み、登り坂の手前の交差点を右折すれば有喜の町。
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有喜は古くから漁港として栄えて来た。
海岸近くには大きなえびす像。
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七福神で有名なえびす様は、漁業や商売の神様。
町のあちこちに祀られている。
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いい笑顔!

海岸の左側には、諫早市が管理する海水浴場がある。

有喜UKIビーチ!
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ダダッ広くはないが、まだ新しくてキレイだ。
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河口近くにある、白髭神社。(しらひげじんじゃ)
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伝説により、武内宿禰(たけのうちのすくね)を祀る。

大昔、白髭の老人と家来衆を乗せた大船が嵐で壊れて
有喜に辿り着き、修理が終わるまでこの地で過ごした。

武内宿禰と伝えられるその白髭の老人は、農業や漁業の
先進技術や読み書き、医療までを、DVDや専用アプリ等で
解りやすく村人に指導してくれたという伝説がある。

昔は、国道よりもずっと山側の方まで湾が入り込んでいて、
現在の中通町の辺りまでその船を曳いて来たと言われている。

船が直って白ひげ様が出発したあと、近くの旧古場名の高台に
祠を建てて彼を偲んだのが、白髭神社の始まりとの事。

江戸時代に、現在の船津に移されたそうだ。

元の神社跡地は、薬師如来堂になっている。
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薬師堂から海側を望む。
こんなところまで入江が入り込んでいたとは思えないほど谷の奥。
有喜の漁港や現在の白髭神社は、真ん中の丘の向こう側。
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白髭神社に戻る。 パンク風の賽銭箱。斬新なスタイルだ。
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灯籠の龍の彫刻が見事!
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もう片方は残念な事に損傷が激しかった。

そして、境内で見つけた謎の石像!
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神様か仏様かカンナ様か判らない、何とも不思議な像。

壺かカメ(瓶)の上に座っているように見えるが、ネットで
探しても似たような例は見つからない。

漁港だからと言って、タコ壺でもあるまい。

首をかしげて坊主頭?で、座り方も仏像のよう‥。

薬壺なら薬師如来だが、普通、壺は手に持っている。

素朴な作りで、どこか南方系の感じもするなあ‥。

日本神話の少彦名命(スクナビコナノミコト)を連想した。
スクナビコナは薬師如来と同一視される事もあり、
その場合、薬壺を持っている。

う~む。やはりここは謎が多い!
この件はまた地元の人に聞きに行こう。


町なかには、漁港らしくえびす像があちこちに祀られているのだが、
白髭神社近くの海岸付近で、まだ新しい八大龍王の石像を発見!
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以前来た時は目に入らなかったのか、興味がなかったのか、
全然気づかなかった。

諫早近辺では、八大龍王、つまり竜神様のことを、
じゅうごさんと呼ぶ。竜宮さんが変化したらしい。

ここでは何と呼ばれているのか聞き忘れた。

像の背面側に詳しい説明文があるが、先祖の暮らしを
子孫に伝えるため、昭和五十二年に町有の土地を
売却した代金で作らせたそうだ。

何というスンバラピイ金の使い方だろう!

身内の土建屋とつるんで金儲けを企むどこかの町の長に、
尻のアカを煎じずに食わせてやってほしい。

側には歴代の龍王像が並ぶ。
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風化に加え、キリシタンやその他の者によって破壊され、
そして修復され、祀られ続けている。

この神像もまた、過去にあった出来事を未来に伝える
大切な遺産だ。

龍王像と判る理由は、後ろ姿。
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がいるから。
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同じ場所に、諫早近辺では見かけない双体えびす像。
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これは!平たい顔族のえびす像か?
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う~ん、今回は見どころが多いなあ!


─── 家に帰ってから、いろいろ調べてみた。

・有喜は橘湾に面し、諫早でも早くからひらけていたらしい。
 縄文の貝塚もあり、大昔から人が住んでいた事が判る。

・有喜の地名は、湿地や泥地のことを指す「ウキ」によると
 思われる。漢字では宇木とも浮亀とも書いていたようだが、
 明治期以降のお役所仕事でテキトーに決めたものだろう。

・全国の白髭神社も、ざっと見たところでは湿地の近くに
 位置する事が多い気がする。

・白髭草という植物(ユキノシタ科)は湿地に生える。

・白髭神社の祭神は、一般的には猿田彦(サルタヒコ)神。

・アイヌ語でサルは、湿地らしい。タが田なら、サルタは湿田か。

・猿田彦というシソ科の草も湿地に生える。

・有喜の白髭神社の祭神 武内宿禰は、白ひげの老人に描かれる。

・猿田彦は天狗の様な容貌の神だが、やはり白髪白ひげの事が多い。

・古代朝鮮の竜神もまた、白髪白ひげの老人の姿だ。

・有喜では竜神の八大龍王を大切に祀っている。


調べれば調べるほど、不思議な関連が浮かんでくる。
まるで、パズルのピースのように並ぶ事実。

いつの時代にどのように文化の伝播があったのかは知らない。
明治に鉄道が出来るまでは、船が主な移動・流通手段だ。
各地の漁民同士の、海のネットワークがあっただろう。

ぼんやりと昔の様子が見えて来そうだが、素人にできるのは、
いろいろ想像して楽しむところまでだ。
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ただ今回は、有喜の漁民が祀る龍神さんやえびすさんが、諫早中心部や
島原半島のものとは、古いものほど明らかに違う事が判った。

ついでに言えば、白髭神社で武内宿禰を祀るところは珍しいように
言われているが、長与や伊王島の白髭神社も武内宿禰が祭神で、
海の近くにある。

これも何か関連があるのだろうか‥。


家に帰って安酒を飲みながら謎の石像の写真をよ~く見ていると、
鼻ヒゲとあごヒゲのあるじいちゃんに見えてきた。 頬ヒゲもあるような‥
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「あー、しらひげ様!」

もしそうだとしたら、町にとってけっこう重要なものかもしれない。

壺は、医術の薬壺でもあり、技術や教育など、たくさんの恩恵を
表しているとも考えられる。  本当はタコ壺かも知れないが‥。


てゆっかー、こんな話を散歩記で書いても、みんな退屈過ぎて
屁をこかれて寝てしまうだけだろう‥。

今回は、ちきーっとマニアックな話だったかな。


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終わりましたので起きてくださーい。

ようやく咲いた墨田の花火

庭ノ畑ニ居リマス
07 /16 2014
完全に枯れたと思ってあきらめていた、あじさい墨田の花火

梅雨も終わりかという今頃になって、花をひとつ咲かせた。
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土の中から直に伸びた花芽の方は、なかなか咲かず心配したが
小さな花びらがたくさんひらいている。
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あじさいには見えないが、これはこれでキャワウィー

植物の強さとド根性にはいつも驚かされてばかりだ。


まハ ──── ったく関係ないが、先日、有田焼のデパートで
木製のお碗を買った。

見た瞬間、インジャナーイと思って細かい事はじぇんじぇん
考えずに買ったのだが、これに汁物を入れると、アラ不思議、
んまそーに見える!
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右が今回買った木の碗。

今までのと比べて広く浅いためか、具材が見た目よく並ぶ。
汁の中に透けるお碗の木の色合いもイイ感じィ!
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全然気にして無かったが、軽いところもバッチグー(死語)だ。

木製なので長持ちはしないだろうが、割れる心配は少ない。
自然に還る素材というのは、ナニ毛に仏教の無常感に通じる。

何ちゅうてもホラ、木目。天然の木目がいいねぇ!


家内は最初は興味なさそうだったが、今は欲しそうだ。

でもやらんもんね~  名前書いとこ!


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歩き過ぎたあああ!

日々の事
07 /14 2014
足が痛いよおおおおおお!足が痛いよおおおおおお!


日曜日は一日中雨の予報だったが、出かけたかったので
路線バスの旅をする事にした。

バスが連れて行ってくれるので楽勝イッキのはずだったが、
実際はテキトーな計画とテキトーな地図と、超気まぐれな
食あたりばったりの行動と、予期せぬお天気の回復により、
足が三本とも棒のようになってしまった。

(下ネタ禁止ーっ!)

調子に乗って山登りしたのが失敗だった!
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ふだん歩かないので、使ってない筋肉が号泣県議している。

靴下がゆるくて足が滑り、足の肉球にマメができる寸前!
食べられるならいいが、臭くて美味しくなかった。

年をとると2日目が痛いのだが、今回はすでに当日から痛い!
明日はおんぶしてもらわないと移動出来ないかも知れない。

「市民オンブズマン」という人達に頼めばいいのだろうか?
さっそく市役所に電話してみよう。


それにしても、自転車なら屁~でも無い距離なのに、歩くと
すごく大変! イカに自転車が楽な乗り物かがよく判る。

やはりバス輪行の計画を進めることにしよう!

今回は明らかな過疎路線で乗客も少なく、また最近のバスは
シートを減らして空間を広くしてあるので、断られなければ
DAHONの20インチ車でも積んでいけそうな感じだった。
DSCF3850A.jpg

超コンパクトだが心配な8インチ車で無くても、14インチの
やつでもイケる気がする。これなら参萬圓だ!

電動自転車も欲しいし!ああ、きょうも妄想で忙しい!!


旅の詳細は後日レポートしますので、お楽しみ袋に全財産の
目録を入れてお待ちください。

うー 足だけでなく、あちこち痛くなってきた‥

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電チャリ通勤の野望!

日々の事
07 /11 2014
朝から汗をかいたまま仕事したくないので、自転車通勤は冬季限定。

家も会社も山の上。平地でもついスピードを出すので、会社に
ついたら冬でも汗だく

夏場に汗だらだらダラダラかいてから仕事なんて考えられない。
餅兵衛チャンが下がりまくりブーだ。

会社を平地移転出来ないかと聞いたが、そんな理由ではダメだそうだ。

でも、汗をかかず雨が降らなければ、自転車通勤は気持ちイイイーー!!
定時で終われば、気楽に散歩や寄り道も出来る。
まんじうの買い食いも可能!

しかし、夏場はなぁ‥

電動アシスト自転車ならどうだろうか。

実は、もう十年くらい前、中国製の電動自転車を買った事がある。

鉛バッテリーだけでもよろけるほど重く、総重量は30kgくらい
あったかも知れない。ただ、国産品よりもパワーがあった。
スペック上は‥。

切替スイッチで、電動アシストとアクセル走行を選べるもので、
当時はアシストだけで走れば法律的に問題無いと思っていたが、
実際は切替が出来るだけでもアウトだと、あとでわかった。

これで通勤しようと思い、当時住んでいたアパートから会社へ
行ってみた。平地はけっこう快適だったが、会社に登る激坂に
差し掛かると、うしろに子泣きじじいが乗ってきた。

ほぎゃあ!ほぎゃあ!と泣きながら地獄へ引き込もうとする。

「ウんナああぁぁ!!」鉛のようなペダルを必死に踏み込み、
何とか登り切った。汗だくになりハアハアと息があがった。
変速機はついてなかった。

その坂をその自転車で登ったのは、一度きり。

いかりや長介が出てきて、「だめだこりゃ」と言った。


その後、違法電動自転車が社会問題になってきて大っぴらに
乗れなくなり、オプションで売っていた、電動アシストのみに
制限するパーツセット
を買うことにしたが、売り切れ続きで
買えなかった。

原付きを手に入れてからは、そっちばかり使うようになり、
中華電動自転車は、闇のルートで処分した‥。


あれから10年、技術というものは気づけば進んでいるもので、
値段は下がらない代わりに性能は上がっているようだ。

最新のものを見たら、なかなか期待できそうな内容。

これはヤマハの軽快車タイプのもので、内装5段変速。
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アシスト制御もスムースになるよう、改良されているらしい。


しかし、坂の多いところを走る自分の使い方からすれば、
26インチのママチャリタイプの方がよさそう。
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後ろにカゴを追加すれば、買い物もそこそこできる。
これは内装3段変速。

20インチのものもあり、比較的軽いが、それでも20Kg以上。
小さい車輪でその重さだと、変な挙動をして却って使いにくい
気がする。乗ってみないと判らないが‥。

実は、通勤用に買うのは女王陛下のお許しが出ているのだが、
自分がちょっとう~んな状態。

なぜなら、小型二輪の免許をとって125ccのビャーク
通勤しようともたくらんでいるから。
YBR125KA.jpg
中国ヤマハ製!

50cc原付スクーターならクルマの免許で乗れるが、毎日
スピード違反だ。30キロ制限なんて、いつの時代の法律か。

ビャークがあればあっちこっちの調べものも楽にできる。
ツーリングもまた楽しかろう。

どっちも買う~と贅沢を言うと、バチが当たって太鼓が鳴る。

ああっ、選べな~い!決めきれな~~い!

待てよ!電動自転車なら、イマイチだった場合、嫁はんの買い物用に
すれば、自分はビャークに移行出来る‥。ふっふっふ‥


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嵐の前の大村湾夕景

日々の事
07 /09 2014
7月8日 大村湾 諫早市久山港付近  (写真は大きくなります)
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仕事帰り、空が燃えていたので、台風の準備も後回しにして海岸へ向かった。

大きな台風が近づいて来ているのに、なんとも穏やかな海。
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ほとんど夕凪。

クルマに避難中の輪行バード2号が大活躍。
あっちこっち移動して写真を撮る。
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素材がいいと、ヘタでもいい写真っぽく見える。
たくさん撮れば、偶然いいのが撮れる確率も上がる。
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下手に自分で補正するよりカメラ様にお任せした方がいい。
レタッチソフト様も強い味方だ。
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ここは元々小さな漁港で、現在より300mほど南側にあったが、
開発で埋め立てられ現在地に移された。

純粋な漁船は少なく、ほとんどがレジャー用に見える。
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バブルの頃、ヨットハーバーみたいにする計画を見たような
気もするが、金持ちも減って、水泡に帰したのか。

空港へ着陸する飛行機も飛んでこない。

静かな黄昏。

夕陽に魚が跳ねる。
DSCF3784TA.jpg


今年は前半からあれこれ仕事が多く、夕方の散歩も
なかなか出来ずにいる。

久山港のよか夕景もだいぶ撮り損ねているのだろう。
もったいない。

あくせくしないでソコソコに生きていく方法がないものかなぁ‥。

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使用カメラ: FUJI XQ1

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丸兄の本拠地へ初潜入

日々の事
07 /07 2014
長崎自動車道で佐賀県を走っていると、山の中腹に立てられた
黄色い看板が目につく。

丸兄と書いてある。 

まるあに?アニマル?なんだこれ?

通るたびに注意して見ていると、有田焼の総合商社とも書いてある。
焼き物の卸屋なのか? 「まるけい」と読むようだ。

とりあえず謎は解けた。もうかなり前の話‥。


先日、家内とクルマで三川内から有田・武雄方面へ向かっていると、
道路沿いに立つ丸兄の看板を発見!
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おー!あの丸兄か。

見ると、どこかに有田焼を小売りする店舗があるらしい。
有田焼のデパートと書いてあった。

と思ったのも束の間、また丸兄の看板。しばらく進むとまたある!

何だこのしつこさは!よほど客が来ないのか?いやそうであれば
こんなに大量の看板を設置出来るはずはなかろう。

通常、国道35号線を長々と走ることは無いので気にしていなかったが
かなりの数の看板があるようだ。

そして、だんだん本拠地に近づいているのが判る。
看板に店までの距離が書いてある。

あと2km。あと1km。あと0.5km!

すんげー気になる!

もう完全に敵の思う壺!(←有田焼)

これで寄らなければ、あとで気になって気になって仕方ないだろう。

我々は、看板に仕掛けられた自動催眠誘導装置によって、
◎みょ~ん◎みょ~ん◎みょ~んと、有田焼のデパートの中に
引き込まれていった。


建物はこぢんまりとしているが、階下にも売り場があるようだ。
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駐車場の壁には大皿がいっぱい飾ってある。これは値段も結構する
ものに見えるが、壊されたり持って行かれたりしないのだろうかと
心配してしまう。
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微妙な失敗作かキズものなのか?

ちょっとだけ中を覗いて見る事にした。
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もし高級品ばかりなら、「あーっ!財布ばクルマん中に忘れたばーい!」
と言って、猛スピードで逃げる作戦だ。

夕方でお客はほとんどいなかったが、商品は300円以下の箸置きから、
半径5m以内に近づけない高級な壺まで、あらゆる焼き物が所狭しと
並べられ、とても全部は見れないほどだった。
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謎の全身皿人形。
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ふたりで「すごさー!すごさー!」と言いながら目を皿のようにして
皿を見ていると、経営者の奥さんらしき人が、「階段の下に安い
お買い得品がありますよ!」
と大声で教えてくれた。

たぶん普通に教えてくれたのだろうが、我々は、自分たちが乞食のような
見すぼらしい格好で騒いでるので、金を持ってないと思われたのだろうと
勘ぐり、苦笑するしか無かった。

黄色い値札のものは半額という事だ。

私は以前、お気に入りのぐい呑みを家内に割られたため、新しいのを
買いたかったのだが、欲しいのは見つからなかった。

家内はコンパクトな急須を買った。大きいのは保管場所が無いからだ。

夏向きの涼しげな色と模様の小皿があったので買わせた。
うちの皿はほとんどが地味~なもらいモンなので、季節感がない。

自分用には、陶器では無く木の碗を買った。

器といふものは、フイリングが大事なので、100均だろうと三千円
だろうと値段に関係なく、気に入ったら買う。

次回と思っても次は買えない事が多い。これこそ一期一会。


なかなか見ごたえがあり、けっこう長居してしまった。
陶芸教室や季節のイベントなどもあるようだ。
ゆっくり時間をとって来たほうがいい。

帰り際トイレに入ったら有田焼の小便器で、数十万の値札が貼ってあった!
「ヒャー!」と言って慌てて引っ込め、普通の洋式トイレの方を使った。

参考価格を貼ってあるだけなのだろうが、使った瞬間に店主が、
「お買い上げ~」ガランガランと鐘を鳴らしながら入ってきそうで、
とても心臓に悪い。

他のお客もチラホラ来て買い物をしていたが、ここは長崎の郊外にある
カステラ屋と同様、観光バスで一気にお客を連れて来て買い物させる
のがメインなのかも知れない。
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店を出て武雄温泉方面に進んだが、丸兄◯km手前と書かれた看板が
しばらくの間は続いていた‥。


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これは佐賀県情報だろ!

潜龍酒造と江迎本陣

日々の事
07 /04 2014
だいぶ前の話で恐縮だが、写真があるので書くよーん。

2014年4月6日

佐世保市江迎(えむかえ)町へ、潜龍酒造の蔵開きに行ってきた。
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諫早にある杵の川酒造の蔵開きには何度も行ったが、潜龍の
蔵開きにも一度行ってみたいと思っていた。

家内はいつもの秘密結社の会合で留守。ひとりで行く。
自転車で行ってもみやげを持って帰れないのでクルマだ。

ホントはJRとMR(松浦鉄道)で行って、しこたま試飲して
帰りたかったのだが、車両にトイレが無く、また新たな伝説を
作ってしまう恐れがあるため見送った。

江迎町は、平戸大橋のある田平町のちょっと手前。

佐世保道路が出来てからは、諫早から佐々インターまで 1時間。
高速を降りてそのまま橋を渡り、山越え15分。計1時間14分で着く。

以前は、佐世保市街は成人用紙おむつが必要なほど渋滞してたので
世知原の山越えで行っていたが、それよりも早く着くようになった。


佐々町でまず目にするのが、山の上に並ぶ風力発電の風車。
広い範囲に10基以上あるようだ。
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無機質な外観は、オランダの風車の様な風情など無い。
非現実的な光景は、慣れないとすんごい違和感がある。

潜龍酒造の販売所にある駐車場はイベント会場になっているため、
江迎鹿町駅の近くに設けられた臨時無料駐車場にクルマを停める。

歩いていける距離だが、あとで町をうろつくためにDAHON出動。

酒蔵の建物は、前回来た時よりキレイになっているようだ。
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出店も並んで賑わっていた。
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酒蔵は木造の歴史あるもので、昔の様子がわかって興味深い。
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入口には酒造りの工程を説明する写真。
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それよりも、このレンズガラスと木枠が最高に懐かしい!
昭和やなぁ~

裏山から湧き出る水が酒造りに使われているらしい。
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中庭では振る舞い酒。木の樽から枡に酌んで飲んでいる。
黙って見ているのは拷問なので見ない振りをして進む。
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奥の建物の二階には、新しい江迎名物のまゆ玉が飾られていた。
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おみやげにいくつか買う。一部は渡しそびれた。

中心の柱は一本物で、一階からてっぺんまで通しになっている。

二階にも酒造り用の資料などが展示してあった。

重量物を二階に上げる昔の巻き上げクレーン。
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床板が広くはずれるようになっている。

酒は自分用に生原酒を一本買った。
樽からその場で詰めてくれる。これが楽しみ
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さて、酒蔵に隣接する建物は、江迎本陣跡と言って、平戸藩の
殿様が出かける際に、おとまりをしていた屋敷。
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潜龍酒造の山下家が当時から所有していたもので、現在も
しっかり維持管理されている。

実はここの見学がちょっと楽しみだった。

参勤交代の行列の様子や、殿様の道具類など。
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三川内焼は、元々平戸焼と呼ばれていたとの事。

細かい細工の施された、すば すば すば 素晴らしい焼き物。
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現在の三川内焼の陶工が見て、とても作れませーん!と言うそうだ。
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私が焼き物を見て感心する事は滅多に無いが、これは一見の価値あり。

吉田松陰が平戸遊学の際に世話になった家にお礼として贈った硯を
譲り受けたもの。
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殿様ルーム!
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時の殿様某公が、みずからリクエストしてリフォームされたという話。

部屋の一部が池にせり出している事から、殿様が枕水舎(ちんすいしゃ)と
名付けたそうだ。

中庭には池があり、裏山の情景を眺めつつの茶は美味かろう。
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庭園の手水鉢は水琴窟になっている。
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さて、見るものは見た。飲むものは帰ってからのお楽しみ。

会場で、ししドッグなるものを販売していた。ホットドッグの猪肉版。
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鼻にマヨネーズがベロベロつくので非常に困ったが、
シシ肉自体はウマかった。黒豆コーヒーもよかった。

ストロベリースタイルという、田舎に似合わないオッサレイな
ケーキ屋さんが出店していた。
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あとはおみやげ。

潜龍でいつも買う漬物はシーズンオフで売り切れだった。

ストロベリースタイルは近くの商店街にお店がある。
帰りに寄って、人気のいちごロールケーキをおみやげに買った。

松浦鉄道の江迎鹿町駅。
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改札口から入った所に踏切があり、その向こうにホームがある。
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せっかくなので、ホンモノの平戸すぼかまぼこも買いたい。
田平町の平戸瀬戸市場までクルマで向かう。10分くらい。

すぼかまぼこの種類は、あじ、えそ、あごなどだが、あらゆる
メーカーのものが揃っていて、陳列ケースまる一本使っていた。
目移りしてどれを選べばよいやら困ってしまう。

今回はあご味にしてみた。
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今夜のおかずに鯨カツを買う。ツマミの鯨ジャーキーも買った。
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毛唐の方々が自分達の事は屋根に上げて色々申して居られるが、
人の食い物を取り上げようとする者は必ず無慈悲な鮮血の報いを
受けるであろう。

満月の夜は、激辛の食い物に気をつけるがよい。 エロエロエッサイム…

小袋入りのごぼう餅も買ったが、自分のうちの分を買い忘れる。
痛恨のミス!何十年前振りか判らないが、食べたかった。

ゴールデンゲートブリッジのような、平戸大橋。
アメリカ人が見ればパクリと思うのだろうか?
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そういえば平戸島にも長いこと遊びに行ってない。

五島なら仕事中によく行くが。
↑この冗談は長崎県人にしか通じない‥。

さて帰ろうか。

うちの母はどこかに出かけるたびに、「帰りは家の荒神(こうじん)さんが
引くので早く着く」と言う。

本人も伝説と解っているのだが、毎度言うので本当のような気がして来る。

みやげを持って実家に寄ったら、折しも鉢植えのしゃくなげの花が
いっぱいに咲いていた。
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ナス大戦記   

庭ノ畑ニ居リマス
07 /03 2014
Emergency!Emergency!

庭の畑に緊急事態発生!

私は超高速スリッパーに乗り、最前線へ急行した。

二本植えたナスのうち一本が、なぜか片側1/3ほど
葉っぱがしおれている。

初めて見る状況だ。こりゃめずらしか~!写真写真!
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先日雨で倒れたほうでは無い。

一体なぜ?

私はナスについて自分の過去の記憶にアクセスして
答えを探ったが、ナスは天ぷらが一番ウマイという
事しか思い浮かばなかった。

仕方がないのでグールグル様のご託宣を頂戴しよう。

「なす 半分 しおれる」検索ボタンを押した。

ナントカ病という病気らしかった。

梅雨時にかかりやすく、ナスがままにしておくと、
全体が枯れてしまったり、別の苗に伝染する事も
あると言う。カビ菌の一種が原因。

やはり、敵の細菌兵器か!

お、おっとろしかぁ!!

ナス部隊が全滅したら、秋ナスを嫁に食わせてやる
ことも不可能になってしまう。

病気の苗を抜いてしまえば、一本は生き残るだろう‥。

しかし、共に闘った仲間を見捨てる事などできない!

困ったナス。どうしようかナス。

対策としては、木酢液が効くようだ。仕事が早く
終われば買いに行けるが、最近は雑用で遅い。

だがこのまま菌の侵攻が進めば、戦艦なす潮
畑に沈んでしまうだろう。

やはりもう猶予は無い。一刻も早く木酢液攻撃で
悪魔のような敵を殲滅しなければ!

とにかくきょうは下痢が止まらんとか言って、
帰りにホームセンターに寄ることにしよう。

念のため先刻、嫁御第八補給隊にも打電して、
百均木酢液の手配を要請しておいた。

よし!今夜は決戦だナス!


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新鮮野菜と応援ありがとナス

Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。