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♪バイオリンのためのオシイレ

日々の事
03 /02 2014
フィドル(Fiddle)と云う楽器がある。

アイルランド民謡やカントリー音楽で
使われるのだが、どう見てもバイオリン。
DSCF1030A.jpg

昔ちょっと興味を持って、長崎は浜町の
絃洋会楽器店で、どこがどう違うのかと
お店のおでえさんに聞いたら、音楽辞典
らしき本で調べてくれた。

バイオリンはイタリア語で、フィドルは
英語の呼び方。
英語圏でも、クラシック音楽ではバイオリン、
民謡派生の音楽ではフィドルというそうだ。

アメリカ開拓時代には移民たちが手作り
していたらしい。

現在はネットですぐに判る事なのだが、
昔は専門的な事を調べるのは苦労した。

カントリーのフィドルは、のんびりした
演奏が多く、ひょっとこして自分にも
弾けるかもと、大きな勘違いをして
一発買ってみた。

初心者の練習用で19,800円だったか‥。
20年近く前の話で、高いのか安いのか
価値の程はよく判らない。

実際それほどボロでは無いようだった。
ちゃんと音が出た。

フレットが無い楽器は初めて。
音程がうにょ~んとして安定しない。

音感が無いのでなかなか難しい。
ポンカンならあるのだが、うまいだけで
役には立たない。


練習していたら、近所の人に、
「何を作っとられるんですか?」
とニコニコして聞かれる。

ノコギリじゃねーぃっ!

ギーコギーコ木を切って犬小屋を作っていると
でも思われたらしい。

次の週から山奥に行って練習した。

鳥や獣たちが、音楽を聴いて逃げていった。
急に曇って土砂降りになり、雷鳴が轟いた。
(号泣実話)

そのうち簡単な曲なら、一生懸命ガンバって
聴けば、何となく何の曲か想像できる程度に
弾けるようになった。(それ弾けてない)


昔は、安い電子チューナーが無く、鍵盤楽器か
ギター用のピッチパイプ(笛)でチューニングした。

なかなか合わず、吹き続けたピッチパイプから
よだれがつつーと垂れて汚かった。

だんだん飽きて面倒になり、押入れに突っ込む。
そして、長い年月が過ぎる。

ある日、存在を思い出してひっぱり出す。

弓の毛がいっぱい切れて、とうもろこしのひげの
様になっていた。これでは弾けない。
安ものだから仕方ないのか。

新しい弓を買おうと楽器屋に行った。
ショーケースに飾られた弓の値段を見る。

念のため両手で目を押さえて指の間から見たので、
目ン玉が飛び出さずに済んだ。
バイオリン本体よりも高かった。

ネットで中国製の3千円くらいのを見つけて
取り寄せる。一応ちゃんと使えた。

しばらく遊んだ後、安心してまた押入れの中へ。
そしてまた、季節は移ろいゆく‥。

久し振りに出したら、また弓がとうもろこしに
変身していた。
DSCF1031A.jpg


ななななんでだろう?と思ってネットで調べたら、
虫食いかも知れないと書いてある。

フィドルの弓の毛は、馬の尻の毛を使っているので
(しっぽと言え!)そんな事もあるのだろう。


長い間使ってはもらえるが、演奏時間は極端に短い。
飾られるだけの楽器よりもマシな気はするのだが、
果たしてこのフィドルは幸せなのか不幸せなのか‥。

他にもまだ同様の楽器が押し入れに眠っている。


タイムマシンは机の引き出しでは無く、押入れの
中にあるらしい事がわかった。


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Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。