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散歩自転車のハブをグリスアップする

軒下ラボ ~自転車研究処
06 /08 2014
散歩用小径車の車輪の回転がスムースさを欠いて
きたので、ハブのグリスアップを行う事にした。
DSCF2441A2.jpg

ハブの構造詳細については、めんどくさいので
自転車探検などで確認してもらうといいだろう。

自転車のハブは人を咬まないので安心だ。
マングースも準備しなくていい。

買った頃、確認のため一度だけ開けたっきり。
特にゴリつきもガタつきも無くスムースに回って
いたので、調整だけで三年間そのまま使っていた。

しかしモノには限度というものがある。

潤滑油は、切れた途端に焼きつく。
走らなくてもだんだん劣化する。
上等の油ほど劣化が早いとも言う。(これば安物だが)

たとえ安い自転車でも定期的にメンテをすれば長く使える。
限度を超えたボロでなければ…。


では三年振りに御開帳。ほとんど秘仏扱いだ。
DSCF2444A2.jpg

グリスは硬くなって片寄り、ピカピカリンのベアリングが
こんにちハー!

いつもの回転チェックでは判断できなかったのだが、結構
ヤバイ状態。

そのまま使っていたらグリスが切れてしまい、走行中に
爆発炎上していたかも知れない。
(なぜ?とか考えてはいけない)


安ぅぅい自転車の場合、それグリスじゃありませんよね?と
いうものが使われていて「バッフーン」と驚く事がある。

一応グリスはグリスなのだろうが、経年劣化して
松ヤニか鼻クソか、ごはんですよ状に変質する。

見た目はいいが、潤滑力が無くなっては困る。
今回は松ヤニのようだった。
DSCF2446AA.jpg


ネバりが強くて硬いからと言って、醤油をかけて
箸でこねても元には戻らないので注意が必要だ。

グリスはいろんな種類のものがあるが、通常はホーム
センターに売ってある安いもので充分と考える。
モーターバイクの回転部に使うものが自転車に
使えないワケがない。

ただ、一般的(安物)な自転車の回転部は、防水構造に
なっていないので水の侵入は避けられない。
水に強いウレアグリスだと安心の上、安価だ。

それよりも何よりも、やはり定期的なメンテが大事。
三年もほっといてはいけない。

スプロケットの奥に着いているチェーン落下防止の
樹脂円板が紫外線で劣化して、ぼろいでぼろぼろだ。
DSCF2434A2.jpg

触ると簡単にポキポキ折れる。
小浜の湯せむぺいどころでは無い。

もし実際にチェーンが奥に落ちた場合、粉砕されて
跡形も無くなってしまうだろう。
久々の意味なし芳一。もちろんゴミ箱へシュート!

よくある事なのだが、ボスフリーのスプロケットが
固着してはずれなかった。
 
専用の工具を差し込んで大きなモンキーレンチで回す。
DSCF2439A2.jpg

気合が大切なので、んがホーッ!とか、ぇヤあぁーッ!
とか叫びながら回すのだが一向に緩まない。

無理して変に力をかけ過ぎると、車軸がひん曲がったり、
腰が「ピキ」といってヒネったり、へーで済めばよいが
現物が発射されてしまったりするので大変危険だ。

30秒であきらめて、車載12Vの安物インパクトレンチで
はずした。これには今まで原付スクーターのメンテでも
だいぶ助けられた。
警視総監賞をあげたいが、方法がわからない。


ベアリングの球は後輪の片側が少し焼けていたが、
カップ側ともにキズは無し。
替えは無いのでそのまま使う。次回は交換しよう。

劣化したグリス汚れをパーツクリーナーで洗う。

油脂を強力に落とすので、安易に汚れを落とすだけの
つもりで使うと必要なグリスまで溶けてしまうので注意。
パーツクリーナーはホームセンターで200~300円。

間違ってパンツクリーナーとかを使わない様にしたい。
黄ばみは落ちてもグリスが落ちなければ意味が無い。


前輪の球は小さめで仁丹程度。一個でも無くしたら
THE ENDなので、慎重に取り扱う。
DSCF2445A2.jpg

間違って容器の端を踏んでしまったら、球は虚空に
美しい放物線を描いて庭中に散乱してしまうだろう。

本人は錯乱し、泣きながら地ベタに這いつくばって
必死に球を探す事になる。

そんな所を山下さんの奥さんに見られたら近所中に
言いふらされてしまう。
それだけは何があっても避けたい。

今回は幸い球の落下は3個、1回這いつくばるだけで済んだ。


スプロケットの固定部にも固着防止のためにグリスを塗布。

ネジ部にオイルやグリスを塗ると振動で緩むのではないかと
思われがちだが、かえってしっかり締まるそうだ。


最大の難関はタマアタリの調整。

ベアリング球を介して、車輪に車軸を取り付ける。
カップで球を挟んでダブルナットで固定。

DSCF2437A2.jpg

当たりが強すぎるとゴリゴリして動きが悪い。
当たりが弱すぎるとガタが出て傷がついて壊れる。

基本的には、ゴリ気味に調整する方が簡単で安全。
車輪単体ではゴリゴリでも、走れば一応ちゃんと回る。

しかし、よく回るものと動きが悪いものを乗り比べると
惰性で進む距離の違いがハッキリ判る。

なので、ゴリとガタの間の、丁~度よかポイントを探す。
自分でやれば納得いくまで調整出来るからいい。


前輪は調整2回で済んだが、後輪は車体取り付け後に
若干ガタが気になったため取り付けた状態で再調整。

締めては緩め、締めては緩め、10回以上。
西の空に日が落ちて薄暗くなる頃に終了。


近所を試走したら、明らかに違いが判る。

進む進む!元々低速ではスウィ~と前に出る自転車
だったが、新品に戻ったような感じ。

軒下保管で車体はサビだらけになり可哀想ではあるが、
まだまだ働いてもらおう。

人間もグリスアップでシャキーンと若返れたらいいのだが…

ああ腰が痛い。
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コメント

非公開コメント

No title

光山様

山下さんには注意して下さい。

うちの近所にも、町内の出来事を拡大解釈して言いふらす、
拡声器おばはんがいます。

軟骨にグリスを塗ると、コキコキいごかずにスムーズにいごきます。

バイクも気持ちいいので、がんばってハーーレーーーを
買って下さい。

それでは、テントハウスさんによろしくお伝え下さい。

                             きねお

Re: No title

下山さま

山下さんの奥さんは金持ちさんなので、キャンキャン吠える
糞憎ったらしいチワワを飼い、洋服を着せて可愛がっています。
でも上半分だけなので、肛門は丸見えです。

バイクもいいですね。ハーレー彗星なみのメタンガスの尾なら
曳けるのですが、大型バイクのハーレーは振動で痔が3Dで
飛び出しそうなので無理みたいです。

おこんご

Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。