[バス輪考] 白木峰高原からのダウンヒル散歩
シリーズ バス輪行
土曜の午後、テレビでやってた路線バスの旅が面白かったので、
「ワシもバス輪行じゃあ~!」 と思い立ち、16時台のバスに
乗って、諫早にある白木峰高原の上まで登った。
バスで山に連れてってもらえば、あとは下るだけ~。
これは、マウンテンバイク遊びの基本である、ダウンヒルを応用した
散歩メソッドだ。
14インチの小径車なので、オフロードはムリ無理ボットンであるが、
舗装路をボチ~ボチ下って、変わったものを探すのも一興だろう。
今回のワンステップバスは、後部座席の階段が一段で、座席の配置にも
あまり無理っぽさを感じない。
相変わらずのガラガラぶり。
シートの前後の間隔は広くはないが、背もたれが低いので窮屈でも無い。
二人がけの座席。自転車は窓際で幼稚園児座り。
うん。じゅうぶん快適。
アームレストのカバーがグラグラするので上に引っ張ったら、
取れた‥。
やがてバスは市街地を抜け、山の方へ登って行く。
運転士さんが心配して、 「こっちでよかとですかー?」 と聞く。
すでに他の乗客はいない。
「山の上まで散歩に行きまぁす」と答えたら、一旦は納得したものの、
「このバスが折り返しの最終便になりますけん、これで下りんと帰れん
ですよ!」と教えてくれた。
折りたたみ自転車を持って来ている事を伝えて、話は終わったかに
見えたが、結局最後まで、カメラの話や、島原は仕事が無く若者は
みんな他所に出て行ってしまう話とかをして過ごした。
終点の、ひとつ前のバス停で下車。 すでに17時。
このバス道をそのまま登って行くと、バス終点の少年自然の家があり、
さらに急勾配のせまい道を登りつめると、標高1057mの五家原岳。
片木と書いて、へぎと読む。ルートラボではこの辺りの標高は447m。
すでに雲海っぽく見える、遠くの山々。
片木の集落の方から下りる道は、途中で道が荒れていたり狭かったり
するので今回は行かない。
バス道をそのまま下りて行くが、やはりこの辺は何もないところ。
なーんにもない。なっハぁ~~~んにもない。
哀しいほど何もない道を下りて行くと、白木峰高原に到着。
五家原岳の山頂が見えている。
春は菜の花、晩秋はコスモスが一面に咲く数少ない観光スポット。
今はまだシーズンでは無いため、訪れる人もわずか。
諫早平野と雲仙、有明海の眺望が素晴らしきシラバスなのだが、
最近はかすんでいる事が多い。
諫早湾干拓のギロチンと堤防道路。道路手前の濁っている所が
調整池。近くで見ると、洗濯の排水のような泥色をしている。
平成の諫早湾干拓地。調整池の水を農業用水にしているらしい。
敷地内に、コスモス花宇宙館と、こどもの城という施設がある。
昼間でも星が見れるそうだが、金づちで頭を殴られる訳では無いようだ。
高原を後にして、坂を下りて行く。
休耕地にはソーラーパネル。邪魔な木を切ってテキトーにセメントで
固めているが、木は生きている!自然のパウワーをあなどってはいけない。
この販売所は、行楽シーズンになると開店するのだろうか。
からあげポッポや、高原茶屋という店もあるようだ。
牛小屋!
鶏小屋!
夕陽の中、ゆるゆると坂を下って行く。
野菜の無人販売所。きょうはもう閉店。
そして地上へ‥
と、それでは物足りないので、途中から谷を渡り、尾根を越えて
御手水(おちょうず)観音の方面へ向かう。
変速機のない自転車は、意外と坂も登るものだが、傾斜がきつくなると
急にペダルが回らなくなる。無理せずに押して歩く。
写真の右の方から来た。左に登ると御手水観音。
きょうはもう遅いので行かない。
道端の看板を見ると、御手水観音でもソーメン流しや鯉・ニジマス
料理があるようだ。 久々の灯台モトクロスだった。
十二支公園の寅・丑もこっち方面。
まだまだ諫早市内でも自転車で行ってない所はたくさんある。
ここにもソーラーパネル。そのうち航空写真もキラキラばっかりが
写ったものになるのかも知れない。
福田町の山の中腹にある、諫早のゴミ処理施設。
いろいろ叩かれていたが、焼却炉の性能がよいらしく、燃えるゴミの
分別が楽なので助かっている。
となりには、焼却の排熱を利用した、のんのこ温水センター。
温水プールとお風呂などがあるらしい。行ったことは無い。
市街地へ下りて来た。また自転車を畳むのも面倒なので、きょうは
このまま発泡酒を買って帰ろう。
本明川の夕暮れ。
ここもまたマンションだらけになって、風情もクソも無くなるだろう。
山と川と平野の素晴らしい景観が無くなれば、諫早の町の魅力も
無くなる事が解っているのだろうかね?
三時間ほどの散歩だったが、バス輪行のメリットを活かすことが
少しは出来たのではなかろうかと思った。
洗濯機が壊れて昼ごはんを食べに行けなーい!
「ワシもバス輪行じゃあ~!」 と思い立ち、16時台のバスに
乗って、諫早にある白木峰高原の上まで登った。
バスで山に連れてってもらえば、あとは下るだけ~。
これは、マウンテンバイク遊びの基本である、ダウンヒルを応用した
散歩メソッドだ。
14インチの小径車なので、オフロードはムリ無理ボットンであるが、
舗装路をボチ~ボチ下って、変わったものを探すのも一興だろう。
今回のワンステップバスは、後部座席の階段が一段で、座席の配置にも
あまり無理っぽさを感じない。
相変わらずのガラガラぶり。
シートの前後の間隔は広くはないが、背もたれが低いので窮屈でも無い。
二人がけの座席。自転車は窓際で幼稚園児座り。
うん。じゅうぶん快適。
アームレストのカバーがグラグラするので上に引っ張ったら、
取れた‥。
やがてバスは市街地を抜け、山の方へ登って行く。
運転士さんが心配して、 「こっちでよかとですかー?」 と聞く。
すでに他の乗客はいない。
「山の上まで散歩に行きまぁす」と答えたら、一旦は納得したものの、
「このバスが折り返しの最終便になりますけん、これで下りんと帰れん
ですよ!」と教えてくれた。
折りたたみ自転車を持って来ている事を伝えて、話は終わったかに
見えたが、結局最後まで、カメラの話や、島原は仕事が無く若者は
みんな他所に出て行ってしまう話とかをして過ごした。
終点の、ひとつ前のバス停で下車。 すでに17時。
このバス道をそのまま登って行くと、バス終点の少年自然の家があり、
さらに急勾配のせまい道を登りつめると、標高1057mの五家原岳。
片木と書いて、へぎと読む。ルートラボではこの辺りの標高は447m。
すでに雲海っぽく見える、遠くの山々。
片木の集落の方から下りる道は、途中で道が荒れていたり狭かったり
するので今回は行かない。
バス道をそのまま下りて行くが、やはりこの辺は何もないところ。
なーんにもない。なっハぁ~~~んにもない。
哀しいほど何もない道を下りて行くと、白木峰高原に到着。
五家原岳の山頂が見えている。
春は菜の花、晩秋はコスモスが一面に咲く数少ない観光スポット。
今はまだシーズンでは無いため、訪れる人もわずか。
諫早平野と雲仙、有明海の眺望が素晴らしきシラバスなのだが、
最近はかすんでいる事が多い。
諫早湾干拓のギロチンと堤防道路。道路手前の濁っている所が
調整池。近くで見ると、洗濯の排水のような泥色をしている。
平成の諫早湾干拓地。調整池の水を農業用水にしているらしい。
敷地内に、コスモス花宇宙館と、こどもの城という施設がある。
昼間でも星が見れるそうだが、金づちで頭を殴られる訳では無いようだ。
高原を後にして、坂を下りて行く。
休耕地にはソーラーパネル。邪魔な木を切ってテキトーにセメントで
固めているが、木は生きている!自然のパウワーをあなどってはいけない。
この販売所は、行楽シーズンになると開店するのだろうか。
からあげポッポや、高原茶屋という店もあるようだ。
牛小屋!
鶏小屋!
夕陽の中、ゆるゆると坂を下って行く。
野菜の無人販売所。きょうはもう閉店。
そして地上へ‥
と、それでは物足りないので、途中から谷を渡り、尾根を越えて
御手水(おちょうず)観音の方面へ向かう。
変速機のない自転車は、意外と坂も登るものだが、傾斜がきつくなると
急にペダルが回らなくなる。無理せずに押して歩く。
写真の右の方から来た。左に登ると御手水観音。
きょうはもう遅いので行かない。
道端の看板を見ると、御手水観音でもソーメン流しや鯉・ニジマス
料理があるようだ。 久々の灯台モトクロスだった。
十二支公園の寅・丑もこっち方面。
まだまだ諫早市内でも自転車で行ってない所はたくさんある。
ここにもソーラーパネル。そのうち航空写真もキラキラばっかりが
写ったものになるのかも知れない。
福田町の山の中腹にある、諫早のゴミ処理施設。
いろいろ叩かれていたが、焼却炉の性能がよいらしく、燃えるゴミの
分別が楽なので助かっている。
となりには、焼却の排熱を利用した、のんのこ温水センター。
温水プールとお風呂などがあるらしい。行ったことは無い。
市街地へ下りて来た。また自転車を畳むのも面倒なので、きょうは
このまま発泡酒を買って帰ろう。
本明川の夕暮れ。
ここもまたマンションだらけになって、風情もクソも無くなるだろう。
山と川と平野の素晴らしい景観が無くなれば、諫早の町の魅力も
無くなる事が解っているのだろうかね?
三時間ほどの散歩だったが、バス輪行のメリットを活かすことが
少しは出来たのではなかろうかと思った。
洗濯機が壊れて昼ごはんを食べに行けなーい!
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