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散歩自転車で往く、島原半島一周

サるくリング~自転車散歩
01 /16 2016
自転車での島原半島一周の距離は、110キロくらい。
諫早からだとプラス20~30キロ。

坂は少ないので、準備をちゃんとしてゆっくり走れば、
誰でも一周できる。

誰でもと言っても、ヨボヨボの爺さんや、自転車に
乗ったことの無い人、人類以外の猫や牛などは
ちょっと無理だろう。

自転車にまたがる際、何度やっても前後が逆で
仰向けになってしまう人は、やめた方がいい。

たびたびここで書いているが、島原半島は海岸の
旧道を利用すれば、かなり楽に走れる。


今回は、去年の5月5日に新しい散歩用自転車の
テストを兼ねて、島原半島を一周した時の記録。

走行メモと写真の時刻を頼りに、思い出しながら書く。

つまり、過去ネタ!

今ごろそんな古い話を書くのもどうかとは思うが、
私は気にしないから大丈夫だ。

諫早の自宅をスタートしたのは、なんと、10時半くらい。

あきらかに、無理なら戻ればいいモ~ン!という
生半可な気持ちがあふれている!


毎度おなじみ、多良岳をバックの諫早平野干拓地。
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心が曲がっている人は、写真も曲がって見えるそうだ。ホ~ラ、まっすぐ。

まだまだ多い未舗装のあぜ道。
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特に舗装する必要も無いのだろう。

26インチの太めのタイヤが、太めのオヤジの
ヒザやケツを優しく守ってくれる。快適快適!

この自転車のハンドルは、もっとゆったりしたものだったが、
今回、日東工業のオールランダーバーを試してみる。
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近所を走る分には使いやすかったが、長距離ではどうだろうか。
厚いゴムのエルゴグリップを少し切りつめて取り付けた。

干拓地にある弘法大師の祠。
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諫早では、おこぼさまと呼ばれる。

以前、おっ、いい木陰!と思って近寄ったら、無数の毛虫
ビッシリ覆い尽くしていた。 ヒイイー!と言って逃げた。


愛野町のいつもの休憩場所。きょうは雲仙がよく見える。
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吾妻、瑞穂をデデデ~ッ!とすっとばかして、
国見町神代の長浜海水浴場。
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ウルトラ殺風景~!

時刻はすでに、12:10

浜遊びする人も無く、ただ風と波の音だけ。


海岸近くで、恵比須神の祠を発見!

なぜ? なぜ?
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なぜ、真うしろに便所を建てる!


浜では地元のおばちゃんが貝掘りをしていた。
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有明海の沖には、対岸の熊本の街がかすかに浮かぶ。

ズームうっぷ!
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造船所だろうか。それとも巨大な洗車機だろうか。


島原市街に到着。
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13:00を回っている。

今回は、130キロ以上の行程なので、あまり
いろいろ寄り道は出来ない!

海岸近くの裏道をゆく。

霊丘公園には、退役したSMが置いてある。
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せっま~い路地でプリウスが右往左往していた。
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んおお~っ!島鉄車両がいっぱいだぁ~!
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ここは島原鉄道 南島原駅の保線区らしい。
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うちの家内は、島鉄には車両が二台だけあり、
それが一時間ごとに、諫早と島原の間を
往復していると思っていたそうだ。

ロープウェ~イじゃねえ!

またひとつ、バカタレジェンド・嫁語録が増えた。


ここは、昔の島原の港。
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どうやらこの階段から、坂本冬美だか龍馬だかが
初上陸した事がすごく自慢らしい。

それがどうした僕ドラえもん、と言う他は無い。


右は眉山(まゆやま)、奥は普賢岳。
手前は水無川に架かる、われん川大橋。
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雲仙普賢岳の噴火災害で、被害の大きかった所だ。

近くには、雲仙岳災害記念館がある。

火山と災害について、いろいろ学べるのだが、
大人千円なので、一回しか行った事がない。

われん川というのは、割れ目から地下水が湧いて
いる所からついた名称らしい。


旧道を走っていると、あちこちに島鉄線路の
跡らしき所が目につく。
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至るところに小さな漁港。
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遠く見えるは天草か。


14:30 布津あたりの海岸は石浜だ。
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雲仙の山々が、見る方向によって形を変える。

まだ全行程の半分も走っていない。

だがもう、進んでも戻っても同じ。

はたして、今日中に家に帰れるのだろうか?
いちもつの不安がよぎる。

輪行装備も無いので列車には乗れない。

残りの行程と、時間を計算しなおす。
それほど遅くなる事は無さそうだ。

う~ん、何とかイケるでしょ!

まあ、明日も休みだしのんびり行こう。


疲れて走れなくなった時は、電話口で泣けば
家内が迎えに来てくれるだろう。


これは島鉄の鉄橋跡だ。
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15:20 西有家町 龍石海岸。
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雲仙火山のはじまりの地層が見れるジオパーク。
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今度ゆっくり見に来よう。

ここは小さい漁港のようだが、干潮時には砂浜に
なっている。ちょっと不思議な光景。
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何万年も前に流れた溶岩の上で、誰かが釣りをする。
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弘法さまのようだが、荒々しい岩窟に祀ってある。
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そして、きょう最大の謎!!
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この石造物!狛犬のような、石灯籠のような、
エイリアンのような、子泣きじじいのような‥

って、
そんな寄り道している余裕は無ーい!

ひたすら漕ぐべし!漕ぐべし!


16:40 加津佐海水浴場に到着。
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海岸にズドーン!とそびえる山が特徴的。

以前はここが、島鉄列車の終着駅だった。
現在は、島原から島鉄バスの便がある。


そういえば、島鉄列車でここまで来たことは無い。
噴火以前はクルマでばかり移動していたからだ。

まさか人生残り半分を過ぎてから、列車輪行とか
するようになるとは思わんかったわい。


加津佐の海岸道路は、切り立った崖の下のため、
ロックシェードと言う、落石よけのトンネルが
断続的に設置されている。
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我々がおっさん岩と呼んでいる岩は、本名は、
両子岩(ふたごいわ)だそうだ。
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昔はおっさんが二人並んでいたらしい。


さあ、島原半島の南端を過ぎて、ここから北上。

天気予報どおり、午后は南南西の風だ。ヨシッ!

自転車にとって、追い風ほど有難屋な事は無い。
文字通り、風が背中を押してくれる。

わたしの場合、平均的な地球人よりも腹回りの
幅が広いため、大量の追い風を背中に受けて、
帆船の如く、力強く前進することが可能だ。

陸上ぶたヨットと名付けた!


ぬおおおお!速い速い!ここで挽回じゃあ!!

何としても日暮れまでに千々石に着かないと、
展望台下の、灯りもない暗ぁ~い淋し~い道を
こわいよう~と怯えながら走ることになる。

小便をしかぶってしまうかもしれない。


南串山は、山を避けて漁港の近くの道を通る。
風にのって快調に進んだ。


18:00 小浜温泉に到着。

この時期の長崎の日没は19:00前後。
だいぶ余裕がある。

ヨシッ!雲仙ミルクソフトを食うべし!

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温泉街中心部、国道沿いのみやげ物屋の一角に、
カーム(calm)というソフトクリーム店がある。

大丈夫!噛まれないから心配しなくていい。

ここの雲仙ミルクソフトは、
超ウルトラスーパースペシャルワンダー
グレート激烈ウマシャアァーーース!!


甘さは控え目なのだがミルク感がすごくあって、
自作の喜び音頭を唄って踊ってしまいそうになる。

何より後味がよい!
余計なものが入っていないからだろう。

いろんな所でソフトクリームを食べてみるが、
これに勝るものは今のところ無い。


よ~し食った食った。急ごう。

小浜の海岸にも、溶岩が残っている。
テトラポット代わりに使われているようだ。
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小浜から千々石までは、もろちん楽な富津の鉄道跡を行く。

山越えの険しく狭い国道を自転車で登る理由など何も無い。

さっきまでいた小浜温泉街が、もうあんな遠くに。
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富津付近も夕陽の美しかところ。こんな町に住みたい。
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18:50 ようやく千々石の海岸。間もなく日没。
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残照の中、千々石断層の底にあたる海岸道路を進む。

19:00 頃 唐比にたどり着いたところで暗くなった。
しかぶらずに済んだ。

旧小浜雲仙鉄道のルートで森山駅方面へ抜け、
国道34号線沿いを行く。

森山はまだ車道の路肩がせまく、夜は怖すぎる。

そこを過ぎれば、あとはもう夜の散歩。ぼちぼち進むだけ。

26×1.5サイズの太めのタイヤは、快適な上、じゅうぶん
軽快に走ってくれる。 いなか道では無敵かもしれない。

オールランダーバーとエルゴグリップのコンビは、
長距離でも手が痛んだりシビレたりは無かった。
ちょくちょく停まる散歩ツーリングではあったが。

とにもかくにも、新しい自転車型散歩兵器は、
拍子抜けするほどあっさり、島原半島を一周
することが出来た。

GPSロガーの記録では、142キロ走っている。
あすあさっては、筋肉痛でよちよち歩きだろう。

20:30 発泡酒とワンカップとつまみを買って家に帰った。

不思議なことに、それほど疲れてはいない。

夜空には満天の星が瞬き、妙にシアワセな気分だった。





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Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。