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いなちゃり! ②いなちゃりを計画する

いなちゃり
08 /26 2017
やぁ~~~~っとこさ、二回目!


まずは、前回のいなちゃり記事のポイントをおさらいしよう。


いなちゃりとは何か?

それは、いなか道を気持ちよく遠くまで散歩できる自転車。

これからは、いなちゃりの時代だ!


そして、いなか道の問題点を挙げた。

次のような内容だったと思う。

・田舎の車道は、自転車が走れる構造になっていない。

・古く狭い国道では大型バスは自転車を物理的に抜けない。

・路側帯が凸凹ガタガタで、自転車はまっすぐ走れない。

・道路の割れ目に砂を詰めてごまかしてある。

・役所の前に、切った細い竹をバラまこうかと思う。

・山の上で食べる弁当はおいしい。

・会社の駐車場内でイノシシの親子がついに目撃される。

・路上の犬のウ◯コを除けるのがだんだん上手くなる。

これらを踏み、いや踏まえて、いなちゃりの話を進めていこう。



いなか自転車「いなちゃり」には、具体的にどんげんふうな
自転車が適しているのだろうか。

散歩自転車と言っても、人によって使い方は異なる。

自宅から10キロ圏内の平地だけ散歩する人もいれば、
標高千メートルの山を越えて、毎日二百キロ散歩する
人もいるだろう。(いねえよ)


まずは、自分の使い方をよく考え、求める条件
具体的に挙げてみよう。

わしの場合はこうだ!

①ストップ&ゴーが多い散歩で扱いやすい。

②気楽に乗れて、ムリのない乗車姿勢で長時間走れる。

③乗り心地がよく、そこそこ速く移動できる。

④凸凹道や段差、未舗装路でもOK牧場。(今時かーい!)

⑤峠を楽に越えられる。

⑥汽車での輪行も可能。


相反する点はどこかで妥協も必要。何を優先するかに
よって仕様は変わってくる。

ぜいたくを言えばキリがない。しかし自分でいろいろ考えて
理想に近づけるのも、自転車趣味の大ごみというものだ。


そして、選んだのがコレ!

 RITEWAY パスチャー 380サイズ 2014年モデル

1708ADSCF7299.jpg 

これまで散歩記にはちょくちょく出てきている。

女子向けのスタッガードフレームで、
26インチHEタイヤのクロスバイク。

これならスカートの時でも大丈夫だ!


では、なぜこれにしたか、条件ごとに確認していこう。


①ストップ&ゴーが多い散歩で扱いやすい。

単に「小径車は漕ぎ出しが楽」というのは正しくない。
タイヤの直径まで計算に入れた同じギヤ比であれば、
ペダルを踏むチカラも同じはずだろう。

フフッ、以前は、わしもそう思っていたんじゃよ。

だが実際、止まったり走ったりの自転車散歩をすると、
タイヤ径の小さい方がじぇ~んじぇん、扱いやすい。

なんでだろう?? ナナナ、ナナナ‥(←発作)


自転車は、車輪の回転が上がると車体が安定する。
ジャイロというやつだ。
車輪が大きいほど、安定するまでに時間がかかる。

これは、コマや皿まわしを考えると解りやすい。

ウチにあるクロスバイクUC5は、純正タイヤの
700C-32Cサイズの時、ちょっと重いギヤにして
いると、登り坂の発進でよろけそうになる。

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700Cで太いタイヤは、大車輪すぎて日本人の体格に
合わんだろうと思っていたが、年寄りの事に限らず
近頃はそういう意見をよく聞くようになった。

発進のたびに、安定するまでペダルを踏み込みながら
バランスを取るのはムダに体力と神経を使い、疲れる。

小さい車輪の場合は、車体が早く安定するので
実際に必要な力も少なくて済むはず。
そのため扱いやすく楽に感じる。

そういう事なのだろうと思う。

ただ、止まらず走り続けるのなら、回転が落ちにくい
大きな車輪のほうが有利になってくる。
どこに線を引くかだ。



②気楽に乗れて、ムリのない乗車姿勢で長時間走れる。

パスチャーは、ママチャリ風なので、速く走らんと
カッコ悪いとか、中学生に抜かれて恥ずかしいとか、
登り坂で押していたら情けないとかいう事が皆無だ!

皆無!皆無!皆無!皆無! 皆無 レッサッソーン!!

そう、自意識から完全に開放されて君はもう自由だ!

思う存分、歩道をチンタラ走るがよい。


パスチャーの380サイズは、適応身長が145~165cm。
小さめだが、ジオメトリを見るとゆったり乗れるはずだ。
前後の車輪間を長くとってあり、直進安定性もよい。
これは、旅行車としての素質があるという事。

実際は、お買いものを想定して、カゴに荷物を
積んでもふらつきにくく設計してあるのだろう。
これなら一升瓶や大五郎のボトルも積める!


RITEWAYのようにフレームのジオメトリを公表して
いると、机上での比較検討や予測がしやすい。

ハンドルもけっこう低くなるので、サドルと同じ
くらいの高さにすれば、ムリなく体重が分散され、
長距離走行しても首や手や尻や膝や玉之浦ゆなど、
局所の痛みが出にくい。



③乗り心地がよく、そこそこ速く移動できる。

私は重たいおっさんなので、それを支えて衝撃を
吸収するには、体重と比例する太いタイヤが必要。

それに、道路が凸凹の上、歩道の段差が直角な
クソ田舎では、太めのほうが何かと安心だ。


太いタイヤは、モッサリしてよく走らないように
思われがちだが、必ずしもそうではない。

一般的なママチャリは26(または27)×1-3/8という
タイヤサイズで、タイヤ幅は約35mm。

このサイズのタイヤは、指定の空気圧が軒並み
300Kpa。それだけ入れてタイヤを指で押しても
まだむにゅんと柔らかい。

これでは軽快に進まない。無理して圧を上げると
チューブがパンクするリスクが高まる。

パスチャーの26×1.5サイズのタイヤ幅は約38mm。
ママチャリよりも3mmほど広い。

私が使っているパナレーサー・パセラタイヤの
空気圧は最大450Kpa。ここまで入れるとけっこう
硬くなり、重い私が乗っても軽々と進む。

軽い人がそれで走ると跳ね気味になるかもしれない。
荷物を積んだ状態で丁度いい位だろう。

私の場合は、私自身が重たい荷物なのでうるせえ
ほっとけーい!

(↑本人セルフギレ)


そしてパスチャーはアルミフレームなので軽い!
メーカー公表値:11.5kg(スタンド含む)
軽ければダッシュもよく、登りでも軽快に走る。
長距離になると差がよく判る。

アルミフレームは鉄フレームよりたわみが少なく
エネルギーロスが少ない分よく進むと言われるが、
乗り心地は硬くなる傾向。

しかし、太いタイヤと軽量スチール製フォークで
振動や衝撃は緩和されるはずだ。

これは以前持っていたMTB風アルミフレームの
自転車に26×1.5サイズタイヤをつけていた時の
経験からそう予想した。


ウチにあるクロスバイクUC5は、柔らかめの
クロモリフレームに、細めの25C高圧タイヤで、
楽に速く走れるようにした改造ツーリング車。

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パスチャーはUC5とは逆のアプローチで、
軽快さと快適さが両立できるはずだと考えた。



④凸凹道や段差、未舗装路でもOK牧場。(二回目かーい!)

もしもわたしが、道のきれいな都会で自転車散歩を
するのなら、小さな車輪を選んだでしょう。


以前は20インチ小径車をメインの散歩車にしていた。

1708P4230515.jpg

折り畳みのダホン・ボードウォークも散歩に使いやすい。

低速のコントロール性がよく、小回りの利く小径車は、
自転車散歩に向いていると思う。


しかしある晩、小川町のリンガーハットの駐車場の
段差が見えず、正面からドカン!と歩道に乗り上げ、
プシゅウううぅ~~とパンクしてしまった。

小径車の限界を感じた。小径車は操縦者のミスを
カバーしてはくれらっさんとですたーい!

それから、未舗装路や砂利の浮いた峠の下り道では、
やはり大きい車輪の方がコントロールしやすく
危険を回避できる可能性が高い。

いなちゃりには、小径20インチの採用は見送った。
どんどんジジイになる事も考え、安全第一で行く。


低速の散歩で扱いやすく、安定性と走破性と
乗り心地のバランスがよい26×1.5サイズの
タイヤが、いなちゃりには最適だろう。

このサイズはタイヤの選択肢が多く、将来、
仕様を見直す場合も、少し細いサイズや
1.25サイズにも変更しやすい。



④峠を楽に越えられる。

2016年以降のパスチャーは、フロントシングルで
後だけ8段変速に仕様変更されている。

1708Pascure2015_.jpg 

実際の所、平野部ならそれで充分かもしれない。

だがしかし ここは地の果て 長崎県。
隣町へ行くためには峠を越えなければならない。


わしの2014年式パスチャーは、フロント3速。
クランクギヤは小さめで、42T、32T、24T。

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最初は、42T?ショッボー!と思ったが、使ったら
特に不足は感じなかった。
だいたい、ムリに頑張り続けても足が続かん。


リアは、11Tから30Tの8速。フェデラルと同じ。
ギヤが急に飛んではいないので、違和感がなく
走りやすい。

F:24T×R:30Tの超軽いギヤは必要なさそうだが、
筋肉を温存できるので、次の日クタクタで仕事が
できないという事態を避けられる。

だいたいクソ重たいおっさんを乗せて峠を越えるの
だから、軽いギヤがあって困ることは無い。
 

あと、坂道はゆっくり登るのであれば、車輪の径は
小さいほうがいいと思う。

ごく低速で坂を登る場合、車輪の慣性力が働かない
ため、漕ぎ出しの連続に近い状態
になるからだ。

皿回しの皿は、小さめの方が楽なはず。



⑥汽車での輪行も可能。

都会のヤングは汽車と言っても判らないだろうが、
田舎は電化されていない所が多いので、電車でなく
ヂーゼル機関車がメイン!

汽車は、蒸気機関車の事だが、電車ではないので
田舎ではヂーゼル車も「汽車」と呼ぶ。

年寄りに至っては、電車のことも「汽車」と呼ぶ。
そう。新幹線もだ!どうだ、まいったか!


輪行が出来れば、行動範囲がグググーンと広がる。
でも、グググーンという音がするわけではない。
耳を澄ましても無駄だ。

折り畳み自転車なら気楽に輪行が出来るのだが、
26インチHEサイズでは、よい候補が無かった。

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今回のいなちゃりについては、輪行の利便性より
トータルでの使い勝手を優先し、輪行については
可能ならヨシとした。



パスチャーに決めた理由は、だいたいこんなところ。

似たような候補もあったが、フロントギヤがシングル
だったり、リヤーのギヤーが、性能と拡張性が低い
ボスフリーの7段変速だったり。

RITEWAYというメーカーは初めてだったが、まじめに
よく考えて作っている事がわかった。


次回は、パスチャーが実際どうだったか、そして
もっと使いやすくするために行った改造や装備に
ついて書く予定。

シーユー ネクストイヤー!

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コメント

非公開コメント

はじめまして。

面白すぎます、(**)せめてネクストマンスに、していただけませんか?

Re: はじめまして。

こんばんは 楽しんでいただければ辛いです。

この夏の大雨で、筑後川流域は大変でしたね。

次の回は夏の終わりまでにはあげようと思います。

うかつに信用せずお待ち下さい。

Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。