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悲しきオブジェ ホンダ ストリーム50

原チャリ風雲録
10 /23 2013
CB50が消えて幾年月、クルマの部品を探しに解体屋へ行った時、
赤のホンダ ストリーム50があった。

ホンダ独自の技術で開発した3輪スクーターだ。
stream02A.jpg

クルマのストリームではない。タイヤの数が違う。
ホンダは、ネタ切れなのか名前の使い回しが結構多い。
現在のFITが米国ではJAZZだ。

この3輪の乗り物を初めて見た時は、後頭部を鈍器で殴られた
ような衝撃だった。正座もしていないのにシビレた。
まさにニッポン、未来、乗りものだった。

発売当時は別の原付に乗っていたので買うことは無かったが
ずっと乗ってみたかったバイクだ。


大きなキズもなくボディーもつやがありまだキレイだった。
エンジンはかからないが、キーも書類もあると言う。

レストアする技術も工具も無かったが、財布に金は入っている。

毎度おなじみ、どげんかなるさ攻撃が出た。

ストリームはその場で何千円かで引き取った。
友達と来ていたのでクルマを運転させ、家まで3kmほど押していった。

stream001.jpg

未来の乗り物は、庭の一角のCB50を置いていた場所に鎮座した。
来週にでもバイク屋に頼んでどうにかして貰うつもりだ。

忙しく一週間が経ち、二週間が経った。
両親がしびれを切らして、どうするつもりかと聞く。
CB50の時も長いこと放置していたので、悪夢の再来だったのだろう。
ストリームは、雨ざらしでいい感じにオブジェの風格が出てきた。

そして季節は移ろいゆき、寒くてスクーターなどさわれなくなる。

「乗らんとなら邪魔かけん捨てるけんね!」「へ~い」

結局一度もエンジンがかかる事なく、飾りのまま回収業者の
トラックに載せられていった。ドナドナを唄う暇も無かった。

やった事といえば、キャブレターを開けた事くらいだった。
普通のスクーターと構造が違うので、面倒になったのだと思う。

走行距離ゼロ! 期待させておいて、完全に忘れられる。
そのまま解体されていた方が幸せだったのかもしれない。

今回もまた、持ち腐れ作戦が炸裂だ。

ストリームのプラモデルは持っているのでいつか作ろう。
これも持ち腐れか。

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Ramblingbird

長崎南部の自転車散歩やどうでもいい出来事を、小学生ギャグを交えて書き散らします。お下劣な表現を含みますのでご注意下さい。